停電のときにはコンセントを抜くのが正解!?その理由とは?

停電

停電が火災につながることをご存知でしょうか?

北海道胆振東部地震では、地震によって北海道の1/2の電力を発電していた苫小牧東発電所が停止。

その後北海道内全ての火力発電所が停止したことにより、ブラックアウトと呼ばれる大規模停電が起こりました。

この停電は、北海道内全ての家庭、企業、自家発電設備のない公共の施設で2~3日間電気を全く使えない生活を余儀なくされました。

今回は停電時に火災を防ぐために、コンセントを抜いておいた方がよい理由についてお話します。

停電のときにはコンセントを抜く方が安全

停電で家電に起こること

停電が起きて、すぐに起こることはコンセントにつながった家電が全て使えなくなること。

その後、家電は停電が復旧すると、もちろんすぐに使うことができます。

このときに注意したいのが「通電火災」です。

通電火災は、家屋の全壊や半壊で住民が避難し、誰もいなくなったところで電気が 復旧して起こります。

熱を出す家電、倒れて壊れてしまった家電、外れかけたコンセントから火種が起こり燃え広がるのです。

今回の北海道胆振東部地震では、この通電火災はほとんど起こらなかったようです。

過去に、阪神大震災では通電火災が起こったことで市街地のあちこちで火事が起こったといわれています。

都市部では、特に冬場、古いタイプのストーブが転倒した上に物が重なり、火災が起こりやすいとされています。

最近のストーブは、センサーによって横向きになったときや、何かが乗った状態では火がつかないようになっています。

しかし、古いタイプのストーブは、この機能がなく電気の復旧と同時に止まった時の状態(火がついている)に戻ります。

そして、倒れた床や重なった木製の棚などが火種となって火災につながってしまいます。

通電火災は部屋の中で起こる火災です。

住民の方が避難していて発見が遅れることで大きな火災につながりやすく、消防隊は災害現場に出動しているため複数の火災が起こると対処が難しくなってしまいます。

通電火災を予防する方法

通電火災を予防する方法は、いくつかあります。

1つは、停電の際はブレーカーを落としておくといいでしょう。

ブレーカーを落とすことで急に電力が復旧しても、家電に電気が流れないようにできます。

もう1つは、倒れた家電や熱を出す家電のコンセントを抜いておく方法もあります。

最後の3つ目は、家電そのものを火災防止の機能のあるものに買い換えることです。

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停電対策の家電はあるのか?

停電対策の家電、そのようなものはあるのでしょうか?

家電の機能の1つとして、オンオフのスイッチがあり、電気が急に通っても電源が入らない仕組みになったものもあります。

主電源ボタンやスイッチがある家電は、冷暖房、ドライヤー、ライト、洗濯機、冷蔵庫など熱を発生したり激しい動きをするものは、地震後に倒れていなくてもボタンやスイッチで主電源を切っておく方が安全と言えます。

1つ1つのスイッチをオンオフしたり、コンセントを抜くよりも、ブレーカーを落とす方法が1番確実で早い方法でもありますよ。

まとめ

北海道胆振東部地震の前にも、関西・中国・四国地方では西日本豪雨にり大規模な停電が起こりました。

地震が頻繁に起こる「活動期」に入ったといわれる日本。

気候の変化で、勢力の強い台風が上陸しやすくなった日本。

停電は今までより、さらに身近な出来事になりつつあります。

停電への備えは、防災道具や非常用の電源の用意の他にも家族や建物を守れる取り組みがあります。

それは、地震後の停電によって起こる「通電火災」を防ぐこと。

通電火災は、倒れたり被害を受けた電子機器に復旧した電気が流れることで起こる火災。

家屋が倒壊していたり、避難後で住民の方いない住宅地では被害が広がりやすい火災です。

通電火災の予防には、コンセントを抜く、主電源をオフにする方法がありますが、最も確実で早い方法はブレーカーを落とすことです。

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