停電に備えて気をつけたい3つのこと

停電

※この記事にはプロモーションが含まれています。

※この記事にはプロモーションが含まれています。

2018年9月6日に起こった北海道胆振東部地震から、1カ月近くが経とうとしています。

震源地付近や家屋が倒壊した地域では、まだまだ再建の目処が立ってはいません。

地震では、北海道の電力の1/2近くを担っていた苫小牧東発電所が停止。

その後、電力の供給量が減ったことによって、被害に遭わなかった発電所の全てが停止する大規模停電ブラックアウトが起こりました。

地震だけではなく、台風や事故でも起こりうる停電に備えて気をつけたいことを3つ、取り上げてみました。

停電に備えて気をつけたい3つのこと

照明を準備

まず、最初に気をつけなければならないことは照明を準備することです。

停電は真夜中に突然起こることもあります。

今回北海道で起きた停電は、同時に避難や片付けをしなければならないほどの被害が出ていました。

真夜中電気がついていない、あたりの街灯もついていないと「何も見えない」環境に突然置かれてしまいます。

そうならないために、ぜひ乾電池式やバッテリー式の照明を用意しておくと安心です。

災害用の照明として懐中電灯はお持ちの方が多いでしょう。

ですが、懐中電灯は「照らせる範囲が狭い」「片手がふさがる」デメリットがあります。

それなら、ランタンやポータブルのスタンドなど、他の用途にも使えて広い範囲を照らせるライトが便利です。

加熱調理ができる道具を準備

停電の場合、オール電化マンションでは加熱調理ができなくなります。

幸いプロパンガスや都市ガスの建物では、コンロに必要な電気(多くは電池)があると加熱調理が行えます。

オール電化マンションの方や、ガスを利用している建物にお住いの方で心許ない方はカセットコンロやアウトドア用の炭火グリルなどを用意しておくといいでしょう。

加熱調理ができるだけで、冷凍庫の中の食品だけで2日程度は過ごすことができます。

冷房と暖房への備え

私は冬の気温の厳しい地域に暮らしています。

もし、冬場に停電が起こるとエアコンとストーブは使えずお湯も出なくなります。

今北海道で話題に上がっているお話ですが、1日で数百人規模の凍死者が出るともいわれています。

また、今年は猛暑が激しい夏でした。

本州の40度に達する地域ではエアコンが使えなくなると熱中症の方が多く出るでしょう。

寒さでは冬の屋外で寝ることのできる登山用の装備が役に立つことになりそうです。

暑さへの対策では、木陰と水分補給が重要になりますね。

電源はありますか?

モバイルバッテリーを充電しておく

北海道で起きた大規模停電では、スマホの充電が問題になりました。

地震発生直後から、付近のコンビニではモバイルバッテリーが売り切れてしまい、公共の機関や民間企業の設置した充電設備は混雑が起こりました。

テレビが使えないときには、Webに接続できるスマホは貴重な情報を得る方法です。

家族全員1回分の充電ができるモバイルバッテリーは、今の時代欠かせない防災用品の1つといえるでしょう。

単1電池を備蓄しておく

また、電池式で動く防災用品に欠かせない電池が普段は登場する機会の少ない単1電池です。

単1電池を使う防災用品は、懐中電灯、アウトドア用のランタン、カセットコンロ、ガスコンロ、ラジオと普段は使いませんが停電では欠かせないものばかり。

停電に備えて、それぞれの防災用品を1回は交換できる単1電池を備蓄しておく必要を感じましたよ。

まとめ

ブラックアウトのような大規模停電は、送電網の整った本州・四国・九州では起こらないだろうといわれています。

ですが、地震以外でも身近に起こる停電。

停電への備えは、照明、加熱調理、冷暖房の3つです。

冷暖房は、設備を備えるとなると多くの費用がかかるでしょう。

そこで、寒さには本格的な防寒具で、暑さは熱中症予防の取り組みが必要だと思います。

万が一ではなく、身近に起こる停電に備えていきたいものですね。

error:右クリックはできません。