お葬式の贈り物には何を持っていったら良いの?

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冠婚葬祭のマナーって、知っているようで知らないことが沢山ありますよね。

お葬式に持っていくお供え物はどんなものが良いの?熨斗(のし)はどのように書けば良いの?など、今回は、知っておくと役に立つお葬式のマナーについてお話しします。

お葬式のお供え物は何が良いの?

ここではお葬式のお供え物で、一般的なものを紹介します。

① お線香
お香典の由来となるお供え物で、お悔やみの気持ちが強く伝わります。
お供え物にするお線香は、桐箱に入った香りのよい高級なお線香が良いでしょう。

② 焼菓子
お供え物に食料品を選ぶ場合は、「お下がり」と呼ばれ、小分けすることが出来て、日持ちの良いものを選びましょう。

お煎餅やようかんなども定番です。
小包されているマドレーヌやクッキーなどでも良いでしょう。

③ 生花
生花は故人の供養になると共に、遺族の悲しみも慰めると言われています。

切り花ではなく、アレンジメントを選ぶと、そのまま飾ることが出来るので、遺族の手をわずらわせずに済むでしょう。

四十九日までは、白い花をお供えすべきだと言われていますが、それを過ぎると、色のついた花を混ぜても問題ありません。

上記ではお供え物に適しているものをご紹介しましたが、逆にお供え物にふさわしくないものもあるので覚えておきましょう。

① 肉や魚などの殺生に繋がるもの
② 昆布やかつおぶしなど、お祝い品として贈与さえるもの
③ バラなどの棘(とげ)のある花
④ ビビットカラーの派手な色の花

お葬式でお菓子を贈る際の、のし紙の書き方は?

のし紙には、主にお祝い事で使う「慶事用」と、お悔やみ事で使う「弔事用」があります。

お葬式の場合は、後者の「弔事用」ののし紙を使います。

のし紙には「外のし」と「内のし」があります。

外のし・・・包装紙の外側にのしを巻く方法
内のし・・・箱に直接のしを巻いて、その上から包装紙で包む方法。
外からはのしは見えなくなります。

のしの巻き方はどちらでも問題ありません。

たくさんのお供え物が贈られるお葬式の場合は、外から一目見て、誰からの贈り物か分かるように外のしを使う方が多いです。

お住まいの地域や宗派によって、どちらの方が良いか、また、どちらかに決まりがある場合もあるので、不安であれば、喪主や故人に近い続柄の方に確認してみてください。

のし紙は、故人への敬意と遺族へのお悔やみを表明する大切なものです。

お供え物を贈る際には、必ずかけるようにしてください。

葬儀に行けず、お供え物を郵送する場合の注意点

【葬儀前に行けない事が分かっている場合】
なにかの事情で葬儀に出席することが難しい場合は、葬儀が始める前に喪主あてに弔電を送りましょう。

葬儀に行けない場合は、あとから弔問に伺うのが礼儀ですが、知り合いが出席するのであれば、お香典を預けるのも問題ありません。

職場関係の人の場合、上司がまとめてお香典を持っていくのも良いでしょう。

代理を立てて、お香典やお供え物を届ける場合は、配偶者や子供など、なるべく自分に近い人を代理にしましょう。

また、現金書留でお香典を郵送することも出来ます。

【葬儀後に訃報を知った場合】
一般的には、ご遺族に電話をしてお悔やみを伝えます。

手紙やはがきでも問題ありません。後日、弔問に伺わせて貰いましょう。

家が遠くて行けない場合や、ご遺族からお断りされた場合は、現金書留でお香典を送ったり、お供えになるような焼菓子やお花などを送ったりしましょう。

この場合も、のしをかけ、お悔やみの手紙を同封すると丁寧でしょう。

まとめ

必要最低限のお供えマナーは守り、それよりも大切なのは、故人への敬意と、遺族へのお悔やみの気持ちです。

お供えをしたから良いのではなく、しっかりと気持ちを伝えることを一番に意識すると良いでしょう。

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