高校野球を見ていると、いつも気になるのが、ピッチャーの選手の帽子の被り方です。
ピッチングをするたびに、帽子を落とす選手が多い気がします。
あれは、わざとなのでしょうか?
それとも、帽子の形的に落ちてしまうのはしょうがないのでしょうか?
時間のロスにもなるし、体力的にもわずかながら消耗に繋がっていると思ってしまいます。
今回は、そんな気になる高校野球のピッチャーの帽子の被り方についてお話します。
高校野球のピッチャーの帽子はなぜ落ちるの?
これは、帽子の形に問題があります。
決して落ちることがカッコイイと思って、わざと落としてるのではないそうです。
各校のロゴ部分を正面とした上の部分を、つまみ形にしている帽子の場合、よく落ちてしまいます。
帽子そのものが浅くしか被ることが出来ずに、頭に乗っているだけの状態になってしまいます。
そのため、少しの衝撃で落ちてしまうのです。
この帽子の形が、高校球児の間では人気で、見た目がカッコイイとされて選ばれることが多いのですが、機能的には優れていないようですね。
強豪校やプロ野球では、あまり選ばれない形だそうですよ。
高校球児も、見た目を気にする年齢ではありますが、何よりも機能性を第一に考えて選んだ方が良いと思います。
高校野球では当たり前!?帽子に型付けをするやり方
甲子園を見ていると、高校球児たちは帽子のつばを深く曲げている人たちが多いです。
理由は様々あるそうですが、いくつか紹介します。
ひとつは、表情隠しです。
あえてつばを深くして、視界を狭めます。
すると、余計なものが見えなくなって集中力が上がります。
それと、相手に表情を読み取られにくくする効果もあるそうです。
二つ目は、ファッションとしてです。
高校球児にとって「帽子」とは、プレイに支障を与えない上で出来るファッションアイテムのひとつになっています。
見た目を気にするお年頃でもあるので、帽子のつばで個性を出す選手もいるそうです。
三つ目は、好きな選手の真似をしているそうです。
憧れの野球選手に少しでも近づくために、見た目から真似るそうです。
そこで、帽子のつばに型付けする簡単な方法をお話します。
洗濯ばさみと輪ゴムを用意します。
あとは簡単!
自分の好みの形にまずは、学校のロゴなどが入っている帽子の上の部分を洗濯ばさみでつまみます。
そしてつばの部分を輪ゴムで狭くなるように巻き付けます。
それを型がつくまで同じ形で放置しておくだけです。
しかし、つばを曲げすぎたり、上の部分を尖らせすぎたりすると、昔の水兵さんみたいになって「ダサい」と言われることもあるので、気を付けてくださいね。
高校野球の帽子の型付け、現在のトレンドはスタンダードな丸型?
高校野球は、礼儀正しく、何事も整然とされたイメージをお持ちの方も多いと思いますが、高校球児たちも年齢的には色々と見た目を気にする高校生です。
高校球児の間にも、出来る限りのユニホームの着崩しやアイテムの着こなし方があります。
そしてその流行も時代によって徐々に変化しているのです。
2009年~2011年は、ユニホームを着崩す全盛期だったと言われています。
特に「帽子」に個性を出してくる選手が多かったです。
つばをより深く曲げて、尖ったものにすることがブームでした。
洗濯ばさみで夜な夜な型を作った選手も多かったそうです。
しかし、徐々につばを曲げるブームも去り、現在ではスタンダードな丸型の帽子を被っている選手も多くみられます。
実際の機能性としては、丸型の方が頭にフィットして、帽子が落ちることを防ぐことが出来ます。
また、眉毛の形を整える高校野球も昔は多くいたのですが、現在はそんな球児も減ってきているそうです。
「時代は巡る」と言いますが、高校野球の時代も巡っているのかもしれませんね。
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まとめ
人にとって「イメージ」というものは非常に大切で、高校野球に対しては古風なイメージが強く、なかなか「ファッション性」や「着崩し」というイメージとは結び付きませんね。
しかし、高校球児の年齢を考えると、見た目を気にしたり興味を持ったりすることは、ごく自然なことのようです。
高校球児の身なりの変化にも注目して、今後は高校野球を見てみたいと思います!