歩行器の対象年齢は?使う期間はどれくらい?成長の妨げになるって本当?

子育て

子供の成長はあっという間です。

「この前寝返りを打ったと思ったら、もううつ伏せにして頭を上げてる!」

「あれ?いつの間にずりばいするようになったんだっけ??」

「なんかもうこれは立ってるよね?!」

日々成長して何か出来るようになった我が子を見ると嬉しくなりますよね。

そして次なるステップは二足歩行を迎えるわけですが、これがやはり難しいところ。

そんな時にちょっぴり気になるのが「歩行器」「ベビーウォーカー」だと思います。

いつから使えて、いつまで使えるの?

そんな疑問に3人の子供を育ててきた私的見解でお教えしたいと思います。

歩行器の対象年齢と使う期間

財団法人 製品安全協会の定める歩行器の「適用範囲」によると…

この基準は、一人歩きできない乳幼児が、室内での歩行補助等に使用する歩行器について適用する。なおここでいう乳幼児とは、標準として7月以上15月までとする。
(https://docs.wixstatic.com/ugd/f19996_a8a359cf7fb1483cbf0112637411cc93.pdf)

と、あります。

歩行器の取扱説明書やパッケージにも「対象年齢7~15カ月」と記載がありますので、一人でお座りが出来るようになっていたり、早い子だとずりばいが出来るようになった頃から使用できると思っていただければいいでしょう。

また実際に我が家の子供たちが利用していてわかったことは、上手な伝い歩きと高速ハイハイが出来るようなれば歩行器にはほぼ乗りたがりません。

むしろ拒否ってきます。

自由に体が動くようになれば自然と直立したりするようになり、伝い歩きで家の中にあるものをいじり倒しに行きたがります。

歩行器に乗っていると微妙に手が届かなかったりするんですよね。

そのため、実質乗っている期間は3~4カ月くらいしかなかったと思います。

「そんな短期間しか利用しないの?」と思われるかもしれません。

でも以下の項目でご紹介させていただきますが、その短期間でも十分に利用価値はある!と思える瞬間が出てきます。

歩行器は成長の妨げになる?

私が幼少期に撮られた写真には歩行器に入っているものが何枚かありました。

1970年代第二次ベビーブームの頃には育児用具の便利さが強調され数多くの商品が育児雑誌などで紹介されるようになったそうです。

その中には歩行器も含まれていたでしょう。

そんな40年以上昔からある歩行器ですが、いまだに言われるのが「歩行器を使うとO脚になる」「発育の妨げになる」といった否定的な意見です。

しかし医学的な根拠や発育への影響についての統一的な見解は得られていないそうで、一概に「歩行器=悪影響」と結びつけるのはやや乱暴な意見なのかもしれません。

ある実験では生後6ヵ月~10カ月までの乳児を実験的に歩行器に乗せて、乗せる前と乗せているときの乳児の行動変化を調べたそうです。

結果として、実験前にひとりで歩けなかった乳児は歩行器に乗ることで実験室をよく探索するようになったり、身振り手振りや微笑、発声などといった社会的行動が増えた一方で、実験前からひとりで歩行が可能だった乳児に関してはそうした変化は見られなかったそうです。

<参考資料>
「乳児の歩行発達への生態学的アプローチ」
早稲田大学大学院 人間科学研究科 白神 敬介 氏

要するに使い方次第ということだと思います。

日がな一日歩行器乗せておけば、まだ体の柔らかい子どもは股関節が変形してしまう可能性が上がってしまうでしょう。

たまに一日の中で数十分を数回に分けて乗せてあげる分には、問題はないのではないかと考えます。

実際、我が家の1人目はほぼ歩行器には乗らず、ひたすらにハイハイして家中をお掃除して回っていましたし、2人目に関しては乗せてやるとあっちこっち好きなところに行けるのでミルクの入った哺乳瓶片手に喜んで乗り回していました。

3人目も2人目同様、好き放題・縦横無尽に家の中を歩行器で動き回っていました。

勢いよく滑ってくるので何度かかとを負傷したか…数え切れません。

まさに暴走列車そのものでした。

ちなみに3人の子供たちの二足歩行は、

1人目は11カ月と2週間。
2人目は11カ月と3週間。
3人目は12カ月と2週間。

全員1歳前後で自立して二足歩行するようになりました。

「歩行器に乗せると歩くのが遅くなる」というのも、あまり関連しないように感じます。

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歩行器は長時間使用しない

~家事をしているちょっとの時間に役立つ!でも目を離しちゃ絶対ダメ!!~

上記でも少しお伝えしましたが、使用頻度としては一日の中で数十分を数回に分けて乗せてあげるといいと思います。

1時間も2時間も歩行器に乗りっぱなしだったらさすがにかわいそうです。

まず、自分に置き換えてみましょう。

脱出できないハンモックみたいな椅子に何時間も座らされていれば、股が痛くなってどうしようもなくなると思います。

と言いますか、お子さん自身もママやパパに抱っこしてもらえなくて寂しがり泣くでしょう。

長時間の使用はしないように大体の取扱説明書に記載がありますし、長く使用するのはできるだけ避けましょう。

とはいえ、私自身も子供の数が増えるにしたがい家事の量が増えたということもあり、この歩行器に何度助けられたかわかりません。

食事を作る際、野放しにしていると足元にすり寄ってきてしまい、火を使ったり包丁を使っている時などは危険です。

特につかまり立ちを覚えてきた頃になると勢いよく足にまとわりついてくるので手元が狂って危ない思いを何度もしましたが、歩行器に入ってくれていれば近寄ってきてもテーブルが付いているので手が届きません。

とりあえず片足であしらっておけます。

でも気を付けないといけないのが「ちょっと目を離した隙に…」というやつです。

いつもは気にかけているのにほんの数分…いや数秒目を離した隙に子供はトラブルに巻き込まれます。

我が家の3人目は私がお風呂掃除をしている間に、少し高さのある玄関から歩行器ごと転落させてしまいました。

ちょうどその時は玄関に靴が散乱していたのでただ落ちただけで済みましたが(それでもびっくりしてギャン泣きしていました…)、コンクリートに頭部や顔面をぶつけていたら…と思うとゾッとします。

2016年に発表された独立行政法人国民生活センターの資料によると、0歳は転落による家庭内事故が最も多く、その中の【「転落」に関する年齢別商品等の上位】という表の中に「育児家具類」という項目があるのですが上位3位に入っています。

その中に歩行器が何件含まれているかはわかりませんが、危険性を秘めているという点に変わりはありません。

<資料参照>
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20160114_1.pdf

使用する際は決して目を離さないようにしましょう!

歩行器の選び方

~多種多様な歩行器に選定は難航…ズバリ!シンプルイズベスト!!~

我が家の歴代3人の子供たちは歩行器利用をしてきたわけですが、じつはお下がり利用したのは2人目から3人目にかけてで、1人目の時は別な歩行器を使用していました。

まぁ、結果としてほとんど乗らなかったのと、2人目まで少し間があったので親戚の子へあげてしまったのですが、この2台の歩行器で決定的に違う部分がありました。

それは「歩行器におもちゃが付いているか否か」です。

1台目購入の際はおもちゃがあったほうが面白がって乗るんじゃないか?という考えからそれを選択したのですが、正直見当違いもいいところでした。

だって歩行器に乗らなくてもおもちゃをいじることができるんですもん。

つかまり立ちが出来るようになった1人目は歩行器に入るのは拒むものの、そこについているおもちゃで遊ぶのは好きでした。

親の思惑なんて子どもには大体通用しません。

そういったことを踏まえて2人目の時はもうシンプルにテーブルになっている歩行器を購入しました。

お値段もおもちゃが付かない分、安価です。

おもちゃが無い分、歩くこと(乗ること)だけに集中して歩行器での移動を楽しんでいたのではないかと思います。

まぁ、本当のところはわかりませんけどね(苦笑)

ちなみに現在利用している歩行器は3年程前に西松屋で購入しました。

「ハピネスウォーカー」(品番WA-306BR)
現在同じ商品は販売されていませんが、3,000円前後で同じようなシンプルな商品が西松屋には何種類かありますのでぜひ探してみてくださいね。

まとめ

ここまで歩行器に関する私的見解をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

  • 7カ月以上15カ月未満が使用期間。1年以上は使えない
  • 使い方次第で歩行器のポテンシャルは良くも悪くもなる
  • 忙しいママの味方!でも目を離すと危険な面もあるので要注意
  • 歩行訓練のためならおもちゃは不要!シンプルなものをオススメします

ハイハイするようになったらもう目が離せません。

二足歩行が出来るようになればもっと目が離せません。

でもそれも成長のあかしなんですよね。

嬉しい悲鳴とはよく言ったものですが、家事をしながら…はたまた仕事をしながら子育てをしているママさん、パパさんの負担が少しでも軽くなるなら歩行器の活用も悪くはないと思います。

たとえそれが短い期間だったとしても。

育児は長い道のりです。

「歩行器」は正しい使い方さえすればお子さんの成長にも、頑張るママさん・パパさんにも有意義な時間を過ごすためのアイテムとして役立ってくれるのではないでしょうか?

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