生まれたばかりの赤ちゃんは、意外と皮脂が多く、毎日こまめに洗ってあげる必要があります。
ふにゃふにゃの体、細い腕や足、小さな頭や手をみてとても愛くるしい反面、うまく体を洗えるか不安な人も多いのではないでしょうか。
今回は赤ちゃんとのお風呂について、私の体験談をもとにまとめました。
赤ちゃんとお風呂にいつから一緒にはいれるの?
新生児期(誕生~生後1か月間)の赤ちゃんはまだ抵抗力がほとんどありません。
入浴中におしっこやうんちをしてしまうことも多いので、新生児期は沐浴で洗ってあげます。
では、一体いつから大人と同じお風呂に入っていいのでしょうか。
実際は、1か月検診で問題がなければ家のお風呂に一緒に入ることができます。
私も1か月検診で問題なかったので、夫と一緒に我が子を湯船にいれてみることにしました。
我が家は脱衣所がせまい団地なので、役割分担として
夫:お風呂に一緒にはいって赤ちゃんの体を洗う
私:部屋で服をぬがす→体をふいて服を着せる
という感じで進めました。
- 湯船の温度は38度~40度になるよう設定
- 念のため自分の体を先に洗う
- ベビーソープを用意しておく
〈私の準備〉
- 室温を寒すぎず暑すぎずあらかじめ調整
- 着替えを広げてその上にオムツをスタンバイ
- バスタオルをスタンバイ
ゆーっくり我が子を湯船にいれてあげました。
すると!いきなり怖そうな表情をするではありませんか!
「やっぱりまだ怖かったかな!?」
私たちは不安になりましたが、なんと!
すぐに気持ちよさそうな顔でリラックスしてくれたのです。
とてもうれしかったのを覚えています。
そして最後まで泣くこともなく、おとなしくしていてくれました。
個人差もあるかもしれませんが、
- しっかり赤ちゃんを抱っこして安定させる
- 湯船の温度を、熱すぎず冷たすぎない温度に調整する
- 湯船に入れる時に、いきなりいれずにそーっといれる
を守れば、生後1か月から一緒にお風呂に入っても大丈夫です。
そしてもうひとつポイントが、あります。
それは、最初に怖がらせないようにいれることが大事だということです。
最初に恐怖心を与えると、次のお風呂の時に思い出して泣いてしまうことがあります。
初回は特に慎重に、お風呂にいれてあげましょう。
赤ちゃんとのお風呂はいつから楽になる!?
お風呂では可愛い赤ちゃんとさらにスキンシップも増え、お互いが笑顔になれる場所でもあります。
しかし、小さい赤ちゃんの体を洗ったり、耳に水が入らないように気を付けたり、お風呂からあがったら風邪をひかないようにすぐに服を着せたり…と大変なことも多いのが現実です。
そんな赤ちゃんとのお風呂はいつから楽になるのでしょうか。
それは、首がすわってから(生後3か月頃)です。
この時期は、親もお風呂にいれてあげる要領も少しついてくるので、最初に比べると手際がよくなるでしょう。
そして、もうひとつは冬以外の季節の時です。
どうしても寒い時期は、お風呂に入る前、お風呂から上がった後も注意しないと、風邪をひかせてしまいます。
暖かいと少しくらい服を着せるのが遅れても大丈夫だ、と余裕がでてきます。
さらに、お座りができるようになってからの(生後7・8か月頃)この時期はさらに楽になってきます。
おもちゃに興味もでてくるので、遊ばせながら体を洗ってあげることもいいでしょう。
そのかわり、自分で動くことができるようにもなっているので、大変な赤ちゃんもいるかもしれません。
赤ちゃんが自立するのは意外と早いもの!
それまでのお世話は大変でも貴重な時間、そして家族のサポートも大事!
1歳になればコミュニケーションもとれたりして、楽しいバスタイムとなっていくでしょう。
頭を洗ったり体をふいてあげた後、自分で部屋に戻れるようになればとても楽ですね。
でも、なんといってもまず母親の体力が回復していないと、お風呂にいれるのは少し苦痛かもしれません。
同じ体制を維持したり、赤ちゃんを抱っこしたり、といったことが自然と多くなるので、家族のサポートを受けることができないお母さんは、腰痛などには注意したいですね。
とはいえ、産後の授乳疲れや睡眠不足、骨盤のゆがみなどで母親の体は万全でないのがほとんどだと思います。
父親やご家族は、こんな時にはぜひ赤ちゃんをお風呂にいれたり積極的にサポートをしてほしいです。
まとめ
赤ちゃんの成長は、想像以上に早いものです。
今しかないこの時期を見逃さないように、また親子で楽しいバスタイムとなるように、どんどんお風呂にいれてあげましょう!