カレーの添え物やおつまみとしても良く食べられる「らっきょう」ですが、少し気になるのは、その臭い…。
自分が食べている時も、人が食べている時も、気になることが多いと思います。
らっきょうは疲労回復効果や夏バテ防止効果もあるので、是非とも摂取したい食べ物ですが、この臭いの問題、どうにかならないのでしょうか?
そこで今回は、らっきょうの臭いについてお話します。
らっきょうを食べた後の臭い消し方法とは?
らっきょうを食べると、およそ半日~1日は臭ってしまうものです。
まずは、口の中に臭いの元を残さない為にも、食べた後はしっかりうがいや歯磨きを行って下さい。
手では届きにくい歯の裏側などの対策として、モンダミンやガムなどのうがい薬を使うにも効果的です。
そして、次に気を付ける事は「鼻呼吸」をする事です。
口でなく鼻で呼吸をすることによって、口の中は唾液がしっかり出て、臭いの原因となる成分を分解してくれます。
らっきょうを食べた後は、出来るだけ意識して鼻呼吸を行ってください。
もうひとつ、口臭対策に効果的と言われている食べ物が「りんご」です。
りんごに含まれるポリフェノールには、消臭効果があると言われているので、デザートやお口直しにりんごを食べるのも良いかもしれませんね。
らっきょうを漬けておいたビンの匂い消し方法とは?
保存ビンは、らっきょう専用ならまだしも、色々な食材の保存に使いまわしているご家庭も多いと思います。
そんな時、らっきょうの独特の臭いが残ってしまうと嫌ですよね。
そんな臭いを取り除く為に使うのが…お酢です!!
① 少量のお酢とお湯をビンの中に入れて、全体に行き渡るように振り回します。
② 一晩放置します。
③ 食器洗剤で綺麗に洗い流します。
それでもまだ気になる場合は、この作業を繰り返し行います。
内部にエタノールを吹き付けて日陰干しし、「無香空間」という消臭剤を中に入れて密閉し、約1カ月間放置します。
その後、お湯でしっかりと洗い、乾かしたら臭いは消えているはずです!
ただ…とても長く時間がかかる作業です。
もしかしたら、らっきょうはらっきょう専用のビンを作ってしまう方が楽かもしれませんね。
らっきょう臭いプラスチックはどうしたら良いの?
プラスチックの臭いを取るのは、ビンの臭いを取るよりも難しいです。
基本的には、塩素系漂白剤を使います。
① 塩素系漂白剤を水で薄めて、しっかりフタをして全体が触れるようにします。
② しばらく放置します。
③ 食器洗剤で綺麗に洗い流します。
これで臭いは取れるはずです!
もしくは、塩と水をプラスチックに入れて振り回します。
振ったあとにもう一度食器洗剤で綺麗に洗い流します。
それでも臭いが気になる場合は、塩の量を増やしてみて下さい。
プラスチックは傷がつきやすいので、その傷の間に臭いが入り込んでしまいます。
それを塩で埋めることによって消臭効果がありますので、とにかく塩を隅々まで行き渡らせることがポイントです!!
まとめ
らっきょうの臭いが心配で、好きだけど控えている…なんて方は、勿体ないです!
らっきょうには大切な栄養素が沢山含まれています!
しっかりとエチケットをすることで、自分が敏感に感じているよりも、周りの人はそこまで臭いに対して気にしていないパターンも多いので、食べたいときに食べたい物を食べましょう!
また、らっきょうを保存する容器の臭い消しの方法も、身近なもので少し手間をかけるだけで行えますので、一度試してみて下さい。
らっきょう専用の容器を作っている場合も、定期的に上記のような洗浄方法を試してみた方が衛生的にも良いと思います♪