亀崎潮干祭(かめざきしおひまつり)とは、愛知県半田市・亀崎町で毎年行われるお祭りです。
300年余りもの伝統を受け継ぐ歴史あるお祭りです。
5輌の山車を海浜に曳き下ろす様子が非常に圧巻で勇壮なお祭りです。
今回は、そんな亀崎潮干祭についてお話します。
亀崎潮干祭の日程は?
毎年、5月3日・4日に開催されます。
ちょうどゴールデンウイーク期間中なので、お出かけにピッタリですね!
亀崎潮干祭の見どころは?
海浜曳き下ろし
https://t.co/XNXOtCobtY#ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つ、 #亀崎潮干祭 が3日から #愛知県 #半田市 で始まりました。今日の #海浜曳き下ろし は午後2時5分ごろから行われるそうです。(紗) pic.twitter.com/vu5r9QtSlp
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2018年5月4日
坂を勢いよく一気に駆け下りるそれぞれの山車が、水際で一斉に向きを変える様子は迫力があり美しいです。
装飾や飾り付けが異なるそれぞれの山車自体も見ごたえがあるのですが、狭い空間で見事に回転する山車の様子は感動すること間違いなしです!
神前神社曳き回し
こちらでも熱気に溢れた山車の曳き回しを見ることが出来ます。
ちなみに、祭りに直接関わる人材は山車組ごとの血縁者によって構成されており、さらに女人禁制を守った男祭りであるので、男の力強さや迫力を見ることが出来るのも見どころのひとつです!
からくり人形
山車それぞれに乗せられた「からくり人形」も見どころのひとつです。
普通の人形と何が違うのかというと…なんと人形が人形を操っているのです!
是非、からくり人形の様子をじっくり観察してみてください。
亀崎潮干祭へのアクセス方法は?
亀崎潮干祭は、神前神社・海浜緑地(山車の海浜への曳き下ろし時の観覧場所)・尾張三社(御旅所)の三カ所が会場となります。
JR武豊線「亀崎」下車 神前神社まで徒歩約15分
名鉄河和線「知多半田」下車 知多バスで「県社」まで約25分
亀崎潮干祭の駐車場情報
お祭り当日は、無料・無責管理での臨時駐車場が用意されています。
ただ、数に限りがあるので、車でご来場の方は早めのご来場をおすすめします。
また、臨時駐車場はグラウンドを使用するため、雨天の場合は使用不可になる場合もある為、随時情報を確認してください。
ちなみに、祭り会場周辺では下記時間帯に毎年、交通規制が行われているのでご注意ください。
3日:8時~20時
4日:8時~19時半
亀崎潮干祭はユネスコに登録されている?
「亀崎潮干祭」は平成28年に、全国33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されました!
1980年には愛知県の有形民俗文化財として、2006年には「亀崎潮干祭の山車行事」が国の重要無形民俗文化財に指定されています。
世界でも知られているユネスコに登録されたことで「亀崎潮干祭」の名は一気に広く知れ渡り、日本だけではなく、世界中からの観光客の数が増えました。
亀崎潮干祭の花火
新居地区の愛宕神社では、3日の夜7時~9時頃にかけて手筒花火や仕掛け花火が奉納されます。池の真ん中に桟橋が作られて、その上で迫力のある花火ショーが繰り広げられる為、毎年人気のイベントのひとつです!
特に、滝のように流れる火の川は、迫力満点で見ごたえがあります。
ちなみに、この愛宕神社は「火之迦具土神」(ひのかぐつちのかみ)という火の神様を祀っているので、花火の奉納が行われています。
まとめ
形あるものがユネスコに登録されるイメージですが、「亀崎潮干祭」はお祭りという形の無いものなのにユネスコに登録されたということで、是非、一度は足を運びたいですね!
また、季節的にも過ごしやすい季節だと思いますし、お昼のイベントから夜の花火イベントまで1日を通してお祭りを堪能することが出来るので、ゴールデンウイークのお出かけにはピッタリだと思います!
また、このお祭りならではのグッズも沢山販売されているので、お土産にも困りませんよ!
是非、ユネスコに認められた「亀崎潮干祭」足を運んでみてはいかがでしょうか?