石川県の能都町で毎年開催される「とも旗祭り」をご存知ですか?
名前の通り、「旗」をなびかせる、勇壮で力強い知る人ぞ知る祭りとして有名です!
日本は海に囲まれている国なので漁業がさかんです。
「とも旗祭り」も、漁業に関するお祭りなのですが、一体どんなお祭りなのでしょうか?
今回は、そんな「とも旗祭り」についてお話します。
とも旗祭りの日程は?
毎年、5月2日・3日に開催されます。
※強風や悪天候の場合は中止になる可能性もあります。
例年、朝5:00~「とも旗おこし」というイベントが始まるので、とても朝の早いお祭りです。
朝一から夕方まで開催されますので、見たいイベントのスケジュールに合わせて足を運んでみてください。
とも旗祭りへのアクセス方法は?
御舟神社:〒927-0553 石川県鳳珠郡能登町小木10-97
問合せ:0768-62-8532 (能登町ふるさと振興課)
【車】 能越自動車道のと里山空港ICより約40分
【電車】 のと鉄道「穴水駅」からバス約2時間「小木町」下車
とも旗祭りに駐車場はあるの?
駐車場は能登町役場小木支所、海洋深層水施設にあります。
臨時駐車場が100台ほど開設されます。
とも旗祭りとはどんなお祭りなの?
御舟神社の春のお祭りで、豊漁や操業の安全を願う為のお祭りです。
北陸路平定のため軍船を進めた大国主命(おおくにぬしのみこと)が荒天に遭い、能登半島の湾に避難して航海の安全を祈ったところ、風がやんで波も静かになったとされ、その折に水先案内をしたのが御舟神社の祭神である猿田比古命(さるたひこのみこと)であったと言われていることから、このような願いが込められたお祭りが開催されるようになりました。
石川県指定無形民俗文化財にも指定されています。
高さ約20メートルの大のぼりをたてて、5色の吹き流しをつけた9艘の船が笛や太鼓の音に合わせて「ヨオーヨオー」とはやしながら九十九湾内の海上を勇壮にパレードする景色は圧巻です!!
とも旗祭りの見どころは?
とも旗
お祭りのシンボルでもある「とも旗」を是非、しっかりと見てきてください。
明治中期、子供が紙の旗を作って小舟に立てたのが始まりと言われていて、現在も、子供たちが美濃紙約500枚をつなぎ合わせて、金銀の紙を張り付けたり、彩色を施したりするなどして仕上げています。
本祭り
小木港|とも旗祭り二日目(本祭り)
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小木港海上パレード
(新町の伝馬の上から)
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2017/5/3/Wed/#能登半島 #能登町 #小木港 #無形民俗文化財 #とも旗祭り #japanesefestival #なぎふぉと #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/vtFsFMFUH2— Nagi|な ぎ (@Nagi_chan0215) 2017年5月8日
3日の本祭りでは、朝からとも旗を起こした船が勢ぞろいします!
各地区を回った神輿を先頭の御座船に乗せて、港内を一列になって巡航します。
風に旗がなびく様が力強くて美しくて、一見の価値ありです!
海の幸
せっかく能登まで行くなら、絶品海の幸を堪能しましょう!
日本海でとれる新鮮な魚たちは、ぶり、ズワイガニ、甘えび、岩牡蠣、サザエ、イカ、のどぐろ、はちめ等々、四季によって異なる顔を見せるので、年間を通して楽しむことができます。
また、浜焼きも人気なので、是非、能登の食も堪能してくださいね♪
まとめ
自然の雄大さを肌で感じることの出来るお祭りは、地方開催ならではのお祭りですよね。
旗の仕上げを子供たちが行っているところも、とても素敵ですよね。
地域の繋がりを大切に、伝統を守っている姿は、ずっと続いてほしいなぁと思いました。
また、参加した子供たちにとっても忘れることの出来ないお祭りになり、子供たちが大きくなった時に、また、後の世代に繋いでいくきっかけにも繋がると思うので、取り組み自体に感動しました。
また、とある親子の話では、「船の上で働くお父さんの姿はカッコよく、このお祭りの時はいつにも増してカッコよかったので自分も将来、あんな風になりたいです。」と言っている言葉にも感動しました。
お祭りを通してはぐくまれる繋がりも素敵ですね♪