浴衣を着る時のマナーとは?足袋や半襟はおかしいの?

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浴衣はお祭りや花火大会など、特別なイベントの時だけ着る方がほとんどだと思います。

着慣れていない浴衣なので、マナーもよく分からず、気づいたらおかしな着方をしている場合もあります。

和装は日本の伝統なので、せっかく着るなら、正しい着方でビシッと決めたいですよね!

そこで今回は、浴衣を着る時のマナーについてお話します。

浴衣に足袋を履くのはおかしいの?

基本的に、浴衣の時の足元は素足が良いでしょう。

しかし、浴衣に足袋を合わせることは間違いではありません。

現実的な問題で、足袋を履いておいたほうが良い場合もあるので以下に挙げます。

自分の体調に合わせて必要な場合

  • 冷え性や冷房が苦手な女性は特に、冷え防止の為
  • 太陽光に当たる時間が長い場合、日焼けを防止する為
  • 花緒ずれを防止する為

マナー上の問題で必要な場合

  • 他人の家などに、履物を脱いで上がる場合
  • 茶道や日舞などのお稽古に行く場合
  • 神仏の前に出る場合

また、足袋を履いたら履物は草履(ぞうり)にするべきなのか悩む方もいると思いますが、下駄でも草履でもどちらでも大丈夫です。

ただ、浴衣はカジュアルなものが多いので、草履はフォーマルなデザインが多いので、全体のバランスを見ながら選んでみて下さい。

余談ですが、履物によって、浴衣の裾の位置を変えた方が良いとも言われています。

  • 素足に下駄の場合→裾をくるぶしに
  • 足袋に草履または下駄の場合→くるぶしがしっかりと隠れる長さにする

是非、ご参考になさってください。

浴衣の帯結びをお太鼓にするのはおかしいの?

結論から言うと、まったく問題ありません!

お太鼓結びは、大人なシックな印象に仕上がります!

昔の日本人の女性は、普段着が浴衣だった為、家の中では帯は男結びなどにして、外出の際は、博多帯などをお太鼓結びにしていました。

もちろん、帯の種類や柄は、麻や上布などの夏帯か、博多織など通年使えるものを選んでくださいね。

金糸・銀糸が入った豪華なものは合いませんので気を付けて下さい。

浴衣との相性を見ながら選んでみてください。

浴衣に半襟をつけるのはおかしいの?

半襟は、本来は着物を着るときに、着物の下に着る長襦袢の衿元を汚さないように長襦袢に縫い付けるものです。

浴衣に半襟をつけることは問題ありません!

オシャレ上級者の技とも言われています♪

半襟で重ね着風も素敵ですが、浴衣に長襦袢は暑いので、なるべく涼しく着たい場合は、どんなインナーを着ていても浴衣の衿元が重ね着をしているように見える「伊達襟」や「重ね襟」というものを使うことをお勧めします。

伊達襟は、様々な柄や色があり、パールやビジューがついている豪華なものもあるので、地味な浴衣でも、一気に華やかになります。

また、同じ浴衣を同じシーズンに何度も着る機会がある場合も、この伊達襟を変えるだけで、ガラッと雰囲気を変えることが出来るので、お勧めです。

値段もそこまで高いものではないので、何枚か持っていると便利ですよ♪

つけ方も、両面テープタイプのものから、ピンで留めるタイプのもの、縫い付けるタイプのものまでありますが、どれもとても簡単なのでご安心ください!

浴衣の関連記事はこちらにもあります。
浴衣をたくさん着たい!どこに着ていく?

まとめ

きちんとした場所に行く場合や、目上の方に会う場合は、なるべくシンプルなスタンダードな浴衣の着方をしたほうが良いと思いますが、友達や彼氏とお出掛けで浴衣を着る場合は、そこまでマナーにこだわらず、自分の個性をファッションに取り入れて、楽しんでOKです!

浴衣ならではの、ファッションとして遊べるポイントも沢山あると思うので、是非、オリジナリティーを出して、自分だけのオシャレを楽しんでみてくださいね!

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