北海道を代表する夕張メロンは、メロンの中でもトップクラスの高級メロンです!
食べる瞬間は誰しもが、甘くて美味しい味を期待しますよね。
ところが…食べてみたら、甘くない!!!なんてこと、ありませんか?
では、なぜ甘くない夕張メロンが存在するのでしょうか?
保存方法に問題があったのでしょうか?
今回は、そんな甘くない夕張メロンについてお話します。
夕張メロンの美味しい時期とは?
毎年6月~7月が旬の時期と言われています。
旬の時期としては短い期間ですが、セリにかけられる時期も5月~8月と短い期間です。
だからこそ、希少価値があり、高級メロンと呼ばれているのですね!
旬の夕張メロンは、メロン独特の繊維質がなく、とても食べやすいことが特徴です。
より美味しいメロンの見分け方は、色や匂いに注目してみてください。
成熟すると黄色っぽくなり、香りも切らなくても溢れ出てきますので、そこまで待ってから食べることをおすすめします!
成熟しきっていなかったり、時期から外れてしまったりする夕張メロンは、やはり甘さが落ちてしまいます。
美味しい時期を見極めて食べてみて下さいね!
夕張メロンの値段は?
糖度によって値段が変わります。
糖度の高い順に、特秀、秀、優、良、個撰、規格外に分けられています。
特秀の夕張メロンは、1玉で10000円以上の値段が付くものもあります。
特別な方への贈り物用として販売されることが多いです。
北海道のスーパーなどで買うことが出来る夕張メロンは、相場品になるので、時期によって値段が多少変動します。
・初競りから2~3週間はスーパーでは売られていない可能性が高いです。
・6月中旬頃からの売出しで1500円位/1玉
・7月中旬頃からの売出し1000円位/1玉
東京で購入して食べようと思うと、時期にもよりますが、3000円前後だと思っておくと良いでしょう。
メロンを冷蔵庫に入れてしまったらどうなるの?
基本的に、メロンを冷蔵庫に入れて保存する方法はNGです!
メロンは冷蔵庫に入れてしまうと、追塾が止まってしまいます。
しかも、一度冷蔵庫に入れて冷やしてしまうと、外に出しても追塾が進まなくなってしまいます。
冷蔵庫で保存したい際は、完熟しきったものをポリ袋に入れて冷やすと、美味しくいただくことが出来ます。
メロンの正しい保存方法は、風通しがよく、直射日光の当たらない場所で保存します。
追塾させたい場合は、20℃~25℃が適温と言われています。
常温でも25℃を超えてしまうような夏の暑い時期でも、エアコンの風が直接当たるような場所に置くのは止めましょう。
そして、メロンの保存期間は、収穫してから7~10日程度と言われているので、手元にあるメロンの香りとお尻の状態を確認してみましょう。
採れたてのメロンは、お尻の中心にあるおへそが硬くなっています。
メロンは追熟が進むと、お尻がやわらかくなってくるので、おへそが軽くへこむくらいが丁度良い食べごろです。
メロンによっては、収穫日が記載されたシールが貼ってあるものあるので、確認してみてくださいね。
また、一度に食べきれずにカットしたものを保存したい場合は、種をすべて取り除き、ラップをぴったりと巻き、野菜室で保存しましょう。
出来るだけ空気に触れないようにすることがポイントです。一口サイズのブロック状に切ったものは、タッパーなどに入れて保存しましょう。
保存期間は、だいたい2~3日ですが、出来るだけ早く食べきりましょう。
まとめ
夕張メロンは、基本的には甘いメロンですが、やはり値段によって糖度が変わってきます。
また、食べるタイミングによっても甘さが変わってくるので、ベストタイミングを見極めて食べることが出来ると良いですね♪