御船祭(熊野速玉大社例大祭)女人禁制 祭りの見どころは?

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「御船祭り」とは、(みふねまつり)と読み、和歌山県の熊野速玉大社の例大祭です。

9隻の早船競漕は大変迫力があり、一見する価値はあります!

また、世界遺産に登録されている熊野川で行われ、この熊野速玉大社例大祭自体も、平成28年3月に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

今回は、そんな「御船祭り」についてお話します。

御船祭りの日程

2018年の場合、10月15・16日に開催されました。

来年以降の日程はまだ発表されていませんが、毎年、同じ日程で開催されています。

御船祭りとはどんなお祭りなの?

熊野速玉大社

1800年以上続く、伝統神事で熊野速玉大社の例大祭の一つです。

熊野の神々が速玉の地に来臨した様子を再現した船のお祭りの一つです。

早船9隻に、氏子区の若者がそれぞれ11人ずつ乗り、約1.6キロ上流の「御船島」を3周して速さを競い合うお祭りです。

上半身裸姿の若者の威勢の良い掛け声に合わせて櫂を漕ぐと「ギシギシ」という木がきしむ音と、「ザバザバ」という水を切る音が響き渡り、非常に迫力があります。

御船祭りの見どころは?


なんといっても男たちの本気の闘いが見どころです!!

御神体が神幸船に遷られたのを合図に、氏子9町が出す早船9隻による競漕が始まります。

神幸船の上流側から一斉にスタートした早船は、約1.6キロ上流にある「御船島」を目指します。

御船島に到着した早船から、時計回りに島を3周します。

そして島の向かいにある上札場と言われる川岸に辿り着いたらゴールになります。

この早船を出す地区は、ほぼ固定で決まっています。

昔から熊野の神様に奉仕してきた地区で、その年によって1・2区入れ替わることもありますが「9区」というのは厳格に守られています。

早船競漕で優勝することは昔からとても名誉なこととされていて、漕ぎ手たちは約1カ月前から練習を開始します。

おしりの皮が剥けるまで練習することも珍しくないそうですよ。

そして漕ぎ手の方たちも毎日の仕事があるので、練習は夜間帯が多く、夜の川から威勢の良い掛け声が聞こえてくると「今年も祭りの季節がやってきたな」と周囲の人たちは感じるそうです。

また、御船祭りが開催される新宮市は「めはりずし」という郷土料理が有名です!

めはりずし

高菜のお漬物で包んだ大きなおにぎりのことを言います。

昔は、山仕事をする人がお弁当の代わりに山へ持って出掛けていました。

スーパーには「めはりずり」用のお漬物が売られているほど、新宮の人々の生活の一部になっているものなので、是非、食べてみて下さい♪

御船祭りのアクセス方法は?

【熊野速玉大社】 〒647 – 0081 和歌山県新宮市新宮1

電車:JRきのくに線「新宮駅」から徒歩約15分もしくはバス「権現前」停留所で下車
車:<名古屋方面より>紀勢自動車道「大泊」インターより国道42号線を新宮方面へ約30分。
<大阪方面より>阪和道「南紀田辺」インターより中辺路、本宮を通って168号線を熊野川沿いに約2時間。

御船祭りへ車で行く場合の駐車場はあるの?

熊野速玉大社の駐車場は敷地内に20台あります。

ただし数が少ないので、河川敷に臨時駐車場もあります。
こちらは100台停めることが出来ます。
どちらの駐車場も料金は無料です。

ただし、御船祭りの時は地元の方々も車で来る方が多いので、駐車場は大変混雑が予想されます。

出来る限り、公共交通機関を利用してください。

まとめ

自然と人間が一体となって行うお祭りは、パワーが溢れていますね!!自然に対する敬意を忘れない為にも、大切なお祭りだと思いました。

参加できるのは地元の男性のみですが、その姿を見ているだけで、絶対に何かを得て帰って来ることが出来ると思います!!

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