意外と知らない!?ズッキーニの和名とは?

雑学

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見た目は胡瓜に似ているズッキーニですが、実は同じウリ科でも南瓜の仲間の野菜です。

「ズッキーニ」という名称が浸透していますが、実は和名もきちんとあります。

そしてズッキーニの味についても疑問に思う方は多いと思います。

今回は、そんなズッキーニについてお話します。

ズッキーニの和名とは?

「ズッキーニ」は和名で「つるなしかぼちゃ」と呼ばれています。

和名の通り、つる状に地を這ったり網を登ったりする胡瓜や苦瓜、南瓜とは異なって、葵(あおい)のように直立し、草丈1m程度になる1年草です。

ちなみに「ズッキーニ」という名称は、イタリア人がつけたそうです。

ズッキーニの味はどんな味?

まず、ズッキーニには基本的に黄色いズッキーニと緑のズッキーニがあります。

色別に味の違いを紹介します。

【黄色いズッキーニ】

<生の場合>
・青臭さやクセがあまりなく、生でも食べやすいです。
・中心部分がふわふわしていて綿のような食感があります。

<炒めた場合>
・中心部分がトロッとし、表面には歯ごたえが残ります。
・油で炒めても、さっぱりとした味わいになります。

【緑のズッキーニ】

<生の場合>
・少し青臭さがあります。
・食感や舌触りは、南瓜に似ています。

<炒めた場合>
・味が濃く、炒めると黄色のズッキーニよりコクが出ます。
・炒めると油を吸収して、中心部分はナスのような食感になります。

ズッキーニときゅうりの違いとは?

<ズッキーニ>
ウリ科カボチャ属の野菜です。メキシコ北部が原産地です。

きゅうりよりも太くて短く、緑色と黄色をしたものに分けられます。

生で食べるよりも、加熱して調理することが多く、食感はナスに似ていて、油との相性も良いです。

<きゅうり>
ウリ科キュウリ属の野菜です。インドのヒマラヤ山麓が原産地です。

主に生食で食べることがほとんどです。

他にも、ズッキーニは栄養価が非常に高いです。

ビタミンC、ビタミンK、βカロテン、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、マグネシウム、銅、マンガン等の栄養素を豊富に含んでいます。

風邪予防や高血圧予防、むくみの解消、美肌効果もあると言われています。

対してきゅうりは、ほとんどが水分で約90%以上を占めています。

実はきゅうりは、世界一栄養価の低い野菜としてギネスブックにも載っているのです。

ペポカボチャとズッキーニの違いとは?

結論から言うと、ズッキーニはペポカボチャの一種です。

ペポカボチャとは、日本では園芸作物として知られており、食用としてはあまり目にする事は少ないですが、色々な種類や形、模様がある南瓜です。

ハロウィンの装飾などによく利用されています。

ズッキーニも、一般的な細長い形以外に、扁平型のアラジンや球体のゴールディなどユニークな形をしたものがあります。

世界では主に、温暖な国で栽培され、オーストラリアでは種から出た種油をサラダ油として利用していたり、ヨーロッパではペポカボチャの種を健康食品や医薬品にしていたりする国もあります。

まとめ

ズッキーニの食感は独特で、はじめて食べた時には驚きましたが、一度食べたらやみつきになる人も多いと思います。

黄色と緑のズッキーニがあるので、お料理の彩も良くなり、調理方法も様々にあるので、使い勝手の良い野菜です!

日々の食卓から、パーティーの食卓まで、幅広く使える野菜なので、是非、色々な調理方法を覚えておくと便利です!

個人的には、ズッキーニを2~3cmに輪切りして、薄く焼き色がつくまでフライパンで焼いて、オリーブオイルと塩コショウで味付けをするだけのシンプルな料理が好きです!

とても簡単なので、ズッキーニ初心者さんは、是非、まず試してみてください♪

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