植え替えをする時や日々のお世話をしている際にうっかり折ってしまったり、ぽろっと取れてしまったりすることってありますよね。
可愛がっているサボテンだと、ショックですよね。
でも、大丈夫です!サボテンは折れてしまっても再生するのです!
今回は折れてしまってサボテンの再生方法についてお話しします。
折れたサボテンは固定すればくっつく?
サボテンが折れてしまった場合はまず傷口を見て、修復可能か可能でないかの判断をします。
切り口が緑色でみずみずしく元気なようであれば、サボテン自体は元気なので修復可能です。
折れた箇所が腐っているようなら根腐れが茎にまで及んでいるか、茎の一部が腐っている可能性があります。
腐っている場合は、腐っている箇所を一度全部切って取り除きましょう。
そうしたらまた修復可能になります。
折れたサボテンは、固定してくっつけることが出来ます。
この場合、切断面を乾かさずに折れた面を繋ぎ合わせてください。
この際、接着剤を使用します。
サボテンは生命力が非常に強いので接着剤を使っても問題ありません。
汚れや土が接合面についている場合はよく取り除いてから接合してください。
瞬間接着剤を使ってもサボテンが不安定な場合は、包帯やタコ糸、わらなどを利用して固定してみてください。
サボテンの頂点を抑えるようにしてひもをかけてみてください。
その後、2週間ほど直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。
固定したひもを外してもサボテンがしっかりとくっついて新しいトゲが出ているようでしたら成功です!
折れたサボテンは復活する?
折れた部分が5cm以上あれば、折れた部分から発根させることができます。
切り口をよく乾燥させたら、新聞紙などに包んで切り口を下にして直射日光があたらない風通しの良い場所で放置します。
サボテン用の栽培土の上に折れた茎を横にして置いておくという方法もあります。
直射日光に当たらないように十分注意して3週間ほど放置しておくと、切り口から根が出てきます。
種類によっては約1ヶ月かかるものもあります。
気長に待ってみてください。
この時、水やりの必要はありません。
根元部分の方も切り口を乾燥させて放置します。屋外に置いてある場合は雨に濡れないように注意してください。
2週間ほどで新しい芽が出てきます。発根をしっかり確認したら、折れた茎を鉢に植えてあげましょう。
そうすればそのまますくすくと育つでしょう!
サボテンが折れそうになるのを防ぐ方法
円柱型のサボテンは基本的に上に向かって伸びていきます。
自分の重さで折れてしまうこともあるので、支柱を添えてあげると良いでしょう。
100円ショップやホームセンターで売っている、リングとセットになった花支柱が便利です。
リングがあるのでサボテンと支柱を紐などで結ぶ必要も無いので簡単です。
サボテンが大きくなると、小さな鉢ではバランスが悪く重さで鉢が倒れてしまうことがあります。
倒れてしまうと折れの原因にもなるので、サボテンの大きさに合わせて鉢を植え替えてあげましょう。
サボテンが傷ついてしまったら、第一に乾燥させてください。
乾燥させている間は水やりを控えてくださいね。
まとめ
サボテンは比較的放置していてもすくすく育ちますし、大切に育てれば20年以上生きるサボテンも珍しくないくらい長生きしますし、見た目も可愛らしいのでインテリアなどにも大人気ですよね。
もし折れてしまった場合でも、対処方法を知っていると簡単に再生させることが出来るので、是非、覚えておいてくださいね。
大切にお世話をしてあげると、大きくなるだけではなく綺麗な花も咲かせるので、是非、サボテン生活を楽しんでください♪