東大寺の大仏を建てた人って誰なの?

雑学

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東大寺とは、奈良県奈良市雑司町にある有名な寺院です。

聞いたことや行ったことがある方も多いと思いますが、東大寺や大仏の成り立ちや歴史について知っていますか?

今回は、そんな東大寺についてお話しします。

東大寺の大仏を建てた人って誰なの?

東大寺の大仏を建てた人たちは…ズバリ当時の国民たちです!!

しかし、最初に大仏を建てよう!と言い出したのは、聖武天皇で、実際に現場の指揮をとったのは、僧侶の行基(ぎょうき)だと言われています。

「民衆のすべてが、仏に見守られるように、そして、民衆がその仏の加護を実感できたら、社会は平和になるであろう。」という聖武天皇の願いに国民たちも同意し、大仏を造り始めました。

東大寺の歴史

東大寺の起源は733年、若草山麓に前身となる金鐘寺が建立されていました。

741年に聖武天皇が「国分寺の詔」を発し、翌年に金鐘寺は大和国の国分寺と定められ、寺名も金鐘寺から金光明寺と改められます。

東大寺は、聖武天皇が日本の国力を集めて作った寺院で、「金剛明四天王護国之寺」とも言います。

743年に、聖武天皇は更に、大仏を作るように発令します。

それによって、747年に金明寺で改めて大仏造立がはじめられ、この頃から、「東大寺」と呼ばれるようになりました。

聖武天皇は、この頃の日本国内の権力争いや災害で不安定な状況の改善を望み、大仏の造立をはじめました。

しかし、これらには莫大な費用と労力がかかり、聖武天皇の思惑とは裏腹に、財政は悪化し、天皇の力もますます落ちていきました。

東大寺の大仏の大きさは?

東大寺の大仏は、「奈良の大仏」と呼ばれ、国内外から一目見ようと沢山の観光客が訪れます。

この大仏の正式名称は「盧舎那仏坐像(るしゃなぶつぞう)」と言います。

高さ・・・14.7m
基壇の周囲・・・70m

日本最大級の大仏です!!!

東大寺の見どころはどこ?

①奈良の大仏「盧舎那仏坐像」
写真撮影が許可されていない仏像も多い中、これは撮影OKなのも嬉しいですよね!

②南大門
境内入口は1つではないのですが、多くの参拝者がこの南大門を通って入ります。

迫力があり、広い東大寺の門として、ふさわしいです!

外観ばかり見てしまいがちですが、是非、天井も見上げてみてください。

③金剛力士像
南大門の両脇には金剛力士像が居ます。

日本一の知名度と言っても過言ではない、運慶と快慶によって造像されました。

約8mある2つの像も迫力満点です!

④二月堂
東大寺境内の東側にあるお堂です。

高台にあるため、お堂の正面にある舞台からの景色を是非、眺めてみてください。

24時間あいているので、夜景を見るのも良いでしょう。

⑤博物館
東大寺に伝わる宝物を展示公開している東大寺ミュージアムがあります。レストランやショップも併設されているので、是非、立ち寄ってみてください。

⑥戒壇堂
県指定の重要文化財になっています。

このお堂には、日本で一番有名な国宝、塑像四天王立像があるので、是非、見てみてください。

⑦法華堂 (三月堂)
東大寺建立の中でも最も古いお寺です。

本尊、脇侍、お堂などのすべてが国宝です。

このように見どころは沢山あるので、是非、時間をたっぷりととって周ってみてください。

まとめ

なにも知らずに行って、感じた事を大切にするのも良いですが、少しの知識を入れて行くと、また違った感覚を味わうことが出来るかもしれませんね。

聖武天皇が建立した事実や、時代背景などは学生の頃に一度勉強したはずですが、大人になると忘れてしまいますよね。

今度は、ただの暗記ではなく、その場所に行く機会や目にする機会に、実感を伴って覚え直すことが出来れば、また歴史を知るのが面白くなるかもしれませんね。

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