赤ちゃんの泣き声を競う子泣き相撲の勝敗はどうやって決めるの?

イベント

「赤ちゃん」と「相撲」と聞くと、なかなか結び付かないイメージですが、各地で「子泣き相撲」というイベントが行われています!

その光景は、とても可愛らしくもあり、なんともシュールでもあります。

今回は、そんな子泣き相撲についてお話します。

「子泣き相撲」とは?


簡単に言うと、まわし姿の組ませ役に抱きかかえられた赤ちゃん同士が、土俵の上で泣き声の大きさを競います。

子泣き相撲は、赤ちゃんの健康と成長を祈願する日本の伝統行事です。

赤ちゃんの泣き声が邪を祓った故事を由来とし、四百年以上の歴史を有します。

「たくさん泣いて、力強く育ってほしい」という親の願いも込められています。

また、周りの人々も、赤ちゃんの泣き声に生命力を感じ、活力となっていたのでしょう。

子泣き相撲の勝敗はどうやって決めるの?

勝負の判定は、行司が預かり、赤ちゃんの泣き声の大きさや仕草から判定がくだされます。

試合では、赤ちゃんの親ではなく、力士に抱かれる為、それだけでも大泣きする赤ちゃんは続出します。

更に、泣き声の勝負なので力士たちは赤ちゃんを泣かせます。

行司の掛け声は、スタンダードな相撲の「八掛良い、残った残った」ではなく、「もっと泣け!もっと泣け!」です。

中には行司泣かせの赤ちゃんもいて、ふたりで睨み合いもせずに行司さんの言葉に無反応の赤ちゃんもいるそうです。

泣いている赤ちゃんは、大泣きして可哀想ですが、それを見守っている親たちはニコニコしてカメラのシャッターをきっている姿がとても印象的です。

子泣き相撲は東京でも開催されているの?

東京で有名な子泣き相撲といったら、浅草です!!

昭和61年に浅草寺本堂裏広場に復元された歌舞伎役者の9代目市川團十郎の「暫」の銅像の5周年を記念して、浅草観光連盟の主催で平成3年から毎年行われています。

土地柄、外国人の観光客も多く、毎年大盛り上がりのイベントです!

浅草寺:〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1

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子泣き相撲は関西でも開催されているの?

関西で有名な子泣き相撲といったら、安産・子宝・商売繁盛の神社、兵庫県の越木岩神社です!!

子泣き相撲は、毎年秋に開催される恒例行事です。

越木岩神社では、古くから奉納神事として相撲が行われていて、なんと200年前の絵馬にもその様子は描かれています。

お近くの方は、お子さんの成長祈願に参加されてみるのも素敵な思い出になると思います!

参加しなくても、見に行くだけでも、元気に泣く赤ちゃんからパワーを貰えることでしょう。

 

越木岩神社:〒662-0092 兵庫県西宮市甑岩町5-4

 

子泣き相撲は平戸が有名?

関東と関西だけではないのです!

実は、長崎県平戸市にある最教寺で行われる「子泣き相撲」は、毎年節分の日に開催される伝統行事なのです。

節分の日の平戸名物としてかなり有名で、全国放送のニュースでも取り上げられるほど、毎年盛り上がります。”泣く子は育つ”という縁起を担いて、県外からの参加者も多くいます。

平戸では、約400年前に平戸藩初代藩主が、家来の亡霊に悩まされていた時、赤ちゃんの泣き声で亡霊が退散し、その後は悩まされなくなったという言い伝えがあり、これを起源として、毎年節分の日に子泣き相撲が開催されています。

最教寺奥之院:長崎県平戸市岩の上町1206-1

 

まとめ

赤ちゃんが泣く姿は、可哀想でもありますが、なぜだか可笑しくて見ている方は笑ってしまうこともありますよね。

赤ちゃんの数だけ泣き方も色々あり、会場は大いに盛り上がります!

そして会場にいた皆さんは、満足感に包まれて帰っていきます。

「赤ちゃんは泣くのが仕事だ」とも言いますよね。

元気な泣き声を響かせて、未来を切り開いてもらいたいですね!

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