東京タワーはエッフェル塔のデザインを真似したの!?

雑学

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東京のシンボルと言ったら東京タワーですよね。

近年は特別な日に特別なライトアップがされるなどして、話題になることも多々あります。

しかし、「東京タワーはエッフェル塔を真似した」という噂がありますが、それは本当なのでしょうか?

また、東京タワーとエッフェル塔はどちらの方が高いのでしょうか?

今回は東京タワーとエッフェル塔の比較についてお話します。

東京タワーとエッフェル塔の高さの比較

【東京タワー】
高さ 333m
特別展望台の高さ 223m
入場料 1420円(大展望台+特別展望台)

【エッフェル塔】
高さ 324m
一番上の展望台の高さ 276m
入場料 12ユーロ※約1500円(一番上の展望台まで)

エッフェル塔は1930年にニューヨークのクライスラービルが建つまでは世界で一番高い建物でした。

東京タワーの建設時に「世界で一番高い建物でないと意味が無い!」という意見が通り、高さにこだわり、ご存知の通り、333mの東京タワーが建設されました。

東京タワーはエッフェル塔のデザインを真似したの?

エッフェル塔はフランス革命100周年を記念して開催されたパリ万博のために作られました。

鉄筋で構成された建築物としては大変美しいフォルムをしていますよね。

エッフェル塔が作られた後に東京タワーは作られたので、もちろんなにかしらの影響は受けた可能性はあります。

ただ、鉄筋で構成したタワーを作ろうとすると、どうしても構造上、似たような形になるのは仕方がないことです。

構造計算で導かれるのも、同じ形になります。

ですので、真似をしたか真似をしていないか、真実は公表されていませんが、個人がどう感じるか…だと思います。

実際にエッフェル塔を見に行った友人は「東京タワーとは全く別物だった!」と感動していましたよ。

東京タワーとエッフェル塔は日仏交流の証

海を越えて、日本とフランスのシンボルが素敵な交流を行いました。

フランスで実施されたイベント「ジャポニズム2018:響きあう魂」という特別イベントの公式企画の一環で、日仏交流160周年を記念して、東京タワーはフランスの国旗の”青・白・赤”、エッフェル塔は日本の美を表現する特殊ライトアップや、尾形光琳の屏風絵などを、日本をテーマにしたオリジナルサウンドと一緒に投影するという素敵な交流がありました。

エッフェル塔の第一展望台で、日仏茶道交流会主催による「エッフェル塔茶会」も開催されました。これに伴い、東京タワーでも12月に茶会が開かれる予定です。

この「ジャポニズム2018」とは、日仏友好160周年を記念して、2018年7月~2019年2月まで、フランスのパリを中心に開催される、総合的な日本文化紹介事業です。

2016年5月の日仏首脳会談で安倍総理大臣とオランド・フランス大統領(当時)との間で、開催を合意したものです。

日本の伝統文化から現代演劇、美術や最新のメディア技術、アート、漫画やアニメ、日本映画の上映やミュージカルの上演、更には日本の食文化やお酒、祭りや伝統工芸品など、あわせて50以上の日本文化の紹介が企画されています。

2020年の東京オリンピックに向けて、また、観光事業の促進などにも繋がると考えられています。

まとめ

東京タワーとエッフェル塔は似ていますが、それを「真似」だと思うか思わないかは、個人の考えに委ねられていることが分かりました。

写真や画像などで2つを比較すると確かに似ている点はいくつも見つけることが出来ますが、それぞれ実物に対峙して見ると、それぞれの良さ、また、それぞれが建てられている場所の空気感も異なるので、それぞれの感動を感じることが出来ると思います。

先入観無しに、目の前のものを楽しむことが出来たら、素敵な体験が出来ると思います♪

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