平日、仕事が忙しいと土日にまとめておかずを作り置きする方も多いのではないでしょうか。
しかし、作り置きおかずを「美味しくない…」と感じる方も多くいます。
では、何がそう感じさせてしまうのでしょうか?
今回はそんな作り置きおかずについてお話しします。
作り置きおかずを「美味しくない」と感じる理由
作り置きおかずは、冷凍保存することが多いですよね。
冷凍保存とは、良くも悪くも「元の状態を維持する」技術です。
ですので、美味しい状態で保存すれば、美味しい状態が続くのです。
なるべく新鮮な食材を新鮮な状態で調理することがポイントです!
もうひとつは、保存方法が大きく関係します。
冷凍庫の中は約マイナス18度という非常に低い温度になる為、空気中の水分も氷り、極限の乾燥状態になっています。
この中に食材を入れるわけですから、少しでも空間が空いていると、食材の表面からどんどん水分が奪われ、干からびて美味しくなくなってしまいます。
冷凍庫内の乾燥を防ぐためには、出来る限り密閉することがポイントです!
空気との接触面積を減らすことで乾燥は防止することが出来るので、おかずをラップで包み、さらにジップロックなどの保存袋に入れて、冷凍保存しましょう。
作り置きが続かない理由
毎日時間をかけてごはんを作るのも大変ですが、作り置きを作るのも結構大変ですよね。
結局、気が向いた時しか作り置きをしなくなってしまう…なんてパターンはよくあると思います。
では、なぜ作り置きさえも続かないのでしょうか?
献立を考えるのが大変
日持ちを考えたレシピや、まとめて3日分や1週間分を作ろうと思うと、品数も多くなるので、レパートリーがなくなって、考えるのが嫌になることがあります。
買い物の量が多い
1日分なら気軽に買い物に行けますが、数日分となると量も品数も多くなるので、買い出しが億劫になることがあります。
料理にかかる時間が長い
せっかくの休みなのに1日、作り置きを作って終わった…なんてこともあり得ます。
レシピが限られる
冷凍保存できるものには多少、食材の制限があります。
などなど、作り置きが生活習慣になれば、苦にならないと思いますが、慣れるまでが大変かもしれませんね。
作り置きが苦手な方へおすすめ!作り置き初心者さんがすべきこと!
野菜はとにかく切っておこう!
時間がある時や、料理のついでに野菜を切って保存しておくだけでも、かなり料理の時間が短縮されます。
毎日使うのであれば、切って、保存袋などに入れて密閉して野菜室で保存しておくだけで大丈夫です。
少し時間が空いてしまうようなら、野菜室ではなく冷凍保存しておくのも良いと思います。
ついでに作り置き
作り置きする為に作るのではなく、1回の料理の量を少し多めに作って、余った分を冷凍保存しておくと、立派な作り置きになります。
火を使わない作り置き
「常備菜」や「マリネ」などが有名ですね。
切って、漬けておくだけ!火を使わないので、冷ます時間も必要なく、作る手間も時間もかかりません。
まずは、こんなものから始めてみてはいかがでしょうか?
お弁当の作り置きは温め直す?冷たいまま食べる?
まとめ
私も昔、作り置きおかずに挑戦しよう!と意気込んで、わざわざ作り置き用に買い物に行って、料理して…ということをやっていましたが、はじめのうちはやる気があるので楽しいのですが、1ヶ月もすると飽きてしまってフェードアウト…という感じでした(笑)
うまく自分のライフスタイルに作り置きを埋め込めたら、より充実した生活を送ることが出来るでしょうね♪
私も、無理なく、ついでに作り置きする!くらいのところから、また始めてみようと思います。