“ヤーヤ祭り”とは、名前からして、とても盛り上がるお祭りが予想出来ますよね。
実は”ヤーヤ祭り”とは三重県にある尾鷲神社の例大祭の通称です。
昔から伝わってきたお祭りも、今は「奇祭」と言われてしまうのですね。
今回は、そんな尾鷲ヤーヤ祭りについてお話します。
尾鷲ヤーヤ祭りの日程は?
開催日は、毎年2月1日~5日までの5日間です。
尾鷲ヤーヤ祭りのアクセス方法は?
尾鷲神社:〒519-3606 三重県尾鷲市北浦町12-5
電話番号:0597-23-8261(尾鷲観光物産協会)
電車:JR紀勢本線「尾鷲駅」から徒歩約20分
車:紀勢自動車道「尾鷲北IC」から車で約5分
尾鷲駅周辺には、ビジネスホテルやホテル、旅館なども沢山あるので、宿泊にも便利な環境になっています。
尾鷲ヤーヤ祭りに行くのに駐車場はある?
専用駐車場や臨時駐車場はありませんのでご注意ください。
周辺の有料駐車場もありますが、数が少ないので、公共交通機関をご利用ください。
尾鷲ヤーヤ祭りとはどんなお祭りなの?
尾鷲神社の正月のお祭りです!
白装束の男衆が狭い通りで激しくぶつかり合うお祭りです。
300年以上も前から続いており、毎年の豊漁・豊作を祈願するための歴史あるお祭りです!
15歳以上の一人前の男になったことを祝うお祭りでもあるそうです。
20ほどの町から集まった男性総勢600名以上が「チョウサじゃ!」の掛け声とともに、激しくぶつかり合いながら町を練り歩く姿は迫力満点です!
寒い2月に、熱気であたたかくなるとか…(笑)
また、ヤーヤ祭りの「ヤーヤ」の意味は、昔、武士たちが名乗るときに「やあやあ我こそは〇○であるぞ!」と言っていたことに由来していると言われています。
尾鷲ヤーヤ祭りといったら「垢離掻き」!これって何?
尾鷲ヤーヤ祭りの一番の見どころと言っても過言ではないのが「垢離掻き(こりかき)」です!
5日目の午後6時ごろから、フィナーレとして始まります。
全裸の男たちが、2月の寒い海に飛び込むことを言うのです!
「垢離掻き」は清めの儀式だそうで、海で清めた後は、提灯を受け取ってお祈りをします。
見物人の女性たちは悲鳴をあげながらも、しっかりとカメラやビデオを回しているそうですよ(笑)
男たちは全裸なので、なかなか全国放送のテレビニュースなどには出来ませんが、これも穴場のお祭りの理由かもしれませんね。
尾鷲ヤーヤ祭りの見どころは?
ヤーヤ練り
2日目の晩から4日までの毎晩行われます。
20の町から選ばれた、その年の3つの祷務町の祷屋前で、各町の若者が喧嘩のようなもみ合いを仕掛けます。
「ちょうさじゃ!ちょうさじゃ!」の掛け声と共に、男たちがぶつかり合う姿は勇敢で迫力があります!
大名行列・道中踊り
5日目の昼12時頃から始まります。
華やかな大名行列と、各町から出された道中踊りによる練り歩きは、見ているだけでワクワクするような楽しいものです!
子供も参加することが出来るので、是非、ご家族で楽しんでください。
大弓の儀
尾鷲神社境内の弓場で3つの祷務町の弓射3人が紀州小笠原流の古式作法の弓射を見ることができます。
なかなか迫力があり、一挙手一投足に魂が込められていて感動すること間違いなしです!
張り詰めた一瞬の空気感を是非、体感してみてください。
まとめ
お祭りが5日間も開催されているのも珍しいですよね!
そして開催中はとにかく町はお祭り騒ぎになるそうで、どこに行っても盛り上がっているそうです!
昼は昼のイベントが、夜は夜のイベントがあるので、たっぷりと時間を確保して行ってみてください。
また、男性は他県の方でも参加することが出来るので、真冬の海へダイブする勇気のある方は是非、参加してみてください♪