電車やバスなどの公共機関に忘れ物をした際には問合せセンターがあるのですぐに問い合わせることが出来ますが、お客さんの乗り降りで入れ替わりが激しいタクシーの場合は、どこに問い合わせをしたら良いのでしょうか?
また、自分が乗っていたタクシーを特定して運転手さんと連絡を取る事は出来るのでしょうか?
今回はタクシーでの忘れ物についてお話します。
タクシーで携帯を紛失した際に取るべき行動
タクシー会社への問い合わせよりも先にまずは携帯電話に対してすべき行動があります!
① 携帯会社に連絡して、紛失してしまった旨を伝え、遠隔でのリモートロックをかけてもらいましょう。
② クレジット機能やお財布機能やICカード機能などもロックしてもらいましょう。
タクシーの運転手さんが忘れ物に気付く前に、次の乗客が気付いて、悪用されてしまう恐れもあります。
まずは個人情報の漏洩や金銭的な損害を受けない為に、携帯自体を守りましょう。
次に、料金を払ったレシートに記載されているタクシー会社に連絡をしましょう。
レシートには、タクシー会社の社名や電話番号、車両の番号までも記載されていますので、乗車していた車両の特定に大いに役立ちます。
クレジットカードやICカードでお支払した場合も、カード会社に連絡をすれば、カードの履歴から支払いをした端末を特定することが出来るので、タクシー会社と車両が特定できるのです!
タクシーに忘れ物をしたけど領収書がない場合
もしも現金払いで、レシートも無い場合は、各都道府県にある「タクシー協会」に連絡をしてみてください。
問い合わせ情報を、各タクシー会社に連絡をしてくれます。
もしかしたら、そこから忘れ物が見つかるかもしれません。
最終手段は警察に連絡をすることです。
個人タクシーの場合も考えられるので、個人タクシーの場合は問合せ先が無いので、忘れ物があった場合、運転手さんは警察に届け出る可能性が高いです。
また、警察から携帯会社へ連絡してGPS機能がついている携帯の場合は捜索してくれます。
焦っていると忘れがちですが、警察への連絡も考えてみてください。
タクシーの忘れ物が見つかる確率はどのくらい?
日本は海外に比べると、外出先での忘れ物は見つかる確率が高いと言われています。
タクシー内の忘れ物は、問い合わせがある忘れ物だけでも年間5万件以上と言われています。
どのくらいの確率で手元に返ってくるかの具体的な数字は出ていませんが、忘れ物の種類にもよると思います。
お財布や金目のものは、やはり戻りにくいそうです。
戻ったとしても中身が抜かれていたり、減っていたりといった、なんらかの被害がある確率が高いです。
また、忘れ物に気付いたらすぐに行動することが大切です。
忘れ物が見つかる場合は、紛失した当日を入れて2日以内が一番多いそうです。
3日を過ぎると見つかる確率がぐっと下がるそうなので、覚えておいてくださいね。
タクシーで忘れ物をした場合の引き取り方法は?
法人タクシー会社のほとんどは、忘れ物は、運転手が運転中の場合は責任をもって運転手によって車内で保管され、事業所に戻った段階で、事業所内の忘れ物預かり所にてまとめて保管されます。
忘れ物の引き取りには、本人確認ができるものを持っていき、確認が取れ次第、返却してもらえます。
自分で事業所まで取りに行けない場合は、送付での対応をしてくれる会社もあるので一度相談してみてください。
個人タクシーの場合は、警察での対応になりますので、警察での手続きをすることになります。
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まとめ
タクシーの中はリラックスしてつい忘れ物をしがちですよね。
しかし、常に動いているものなので、忘れ物をしてしまうと探すのも大変ですし、手元に戻るまでにも時間がかかります。
そしてタクシー会社や運転手さんにも迷惑をかけてしまうので、しっかりと自分のものは自分で管理しましょう!
そうはいっても、うっかりしてしまう時はあると思うので、そんな時、慌てずに行動できるように覚えておいてください。