貿易事務といえば、英語を使うしなんだか難しそうな仕事だと思いませんか!?
私は貿易事務の仕事を約6年していましたが、その通りです!
貿易事務はとても忙しいです!
しかし、貿易事務といってもいろいろな仕事内容があり、忙しいときや少し余裕があるときなどあります。
ずっと同じ作業ばかりでひまだという人もいるでしょう。
しかし、今回は私の経験をもとに、説明したいと思います。
貿易事務は残業が多い!?
①会社により、人員が不足していると当然残業は多いです。
不足していない場合は、定時で帰れることもあるでしょう。
でも、お正月、GW、お盆といった大型連休の前は、どうしても物流が増えるので残業になることが多いです。
例をあげると、商社などは連休中に商品の販売をするために、連休前の物流を加速させます。
②船や飛行機は24時間動いていて、もちろん土日祝日も動いています。
となると、連休明けもかなり忙しくなるのです!
私は連休明けの激務が苦痛で、連休がきらいだった時期もあります(笑)
③海外との時差もあるので、どうしても午後や夕方でないと作業が進まないこともあります。
午前中で仕事が全部おわった!なんてこともあまりありません。
東南アジアはまだ時差が少ないのですが、アメリカや日本から遠い国は連絡をとれるのが定時頃だったりするので、自然と残業になることもたびたびありました。
さらに、日本が平日でも海外のとある国では祝日で休み…なんてこともあるので、今日中に解決せねば!と遅くまで格闘することもあります。
④一度に輸出入するモノの種類が多ければ多いほど、書類が複雑になります。
その書類作りがとっても大変で、かなり重要なんです!
通関の際に、書類とはちがうモノが実際に入っていると輸出入がストップし、正しく申告しなおさなければならないので時間がかかります。
⑤そして、月末月初や年度末などは社内の経理的な作業もあります。
これも自分でやらなければならない人は、仕事とは別で時間をとられるのです。
やってもやっても終わらない…という経験を積むかもしれません!
貿易事務の将来性は?
最近はシステムの開発が進んでいて、専門的な作業、定期的な作業は人の手がいらない会社も増えてきています。
私たちにしかできないことは、細かい調整作業や、急な変更の手配などになってくるでしょう。
人工知能の開発もよくテレビでみかけますが、なんだか怖いですよね!
すべてが機械でまかなえる世の中に近づいているようで、不安もでてきます。
とはいえ、貿易がすぐになくなることは考えられないですし、この先の日本はやはり貿易に頼るしかないので、しばらくは安定したお仕事ではないでしょうか!
それに、英語力やコミュニケーション能力も身につくのが最大のメリットだと思います。
実際に、私が貿易事務を仕事にして良かったことは、ビジネス英語のスキルアップにつながったことです。
また、将来個人で輸入して市場で販売する、といったこともできてしまうかもしれません!
貿易の知識は身につくので、いつか非常に役立つと思います。
これらをふまえ、貿易事務のお仕事はとても将来性のあるお仕事だと思います。
貿易事務って大変なの!?未経験だと難しい?英会話の必要性は?
まとめ
貿易事務の仕事をして、私はとてもよかったと思っています。
一緒に仕事をする人は、英語を話せる人が多いし、日本人以外の人もいたので、それだけで世界が広がった気がしました。
また、激務を経験するのはとてもいいことだと思います。
優先順位を考える訓練にもなり、自分の精神力も鍛えられると思います。
(もちろん、ブラック企業レベルまでいくと危険ですが)
英語力をつけたい人、世の中の役に立ちたい人、精神力を鍛えたい人は貿易事務のお仕事にぜひチャレンジしてみましょう!