七川祭りとは?流鏑馬や奴振りを見ることが出来る!?

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滋賀県の高島町では、ゴールデンウイーク中にいくつかのお祭りが開催されますが、「七川祭り」もそのうちのひとつです。

歴史ある伝統的なお祭りですが、一体どんなお祭りなのでしょうか?

今回はそんな「七川祭り」についてお話します。

七川祭りの日程は?

毎年、5月4日に開催されます。

以前は5月10日に開催されていましたが、平成8年より、5月4日開催に変更されました。

七川祭りの時間は?

例年、8:45に練り歩き行列の「出立ちの祝杯」が行われ、9:00頃、練り歩きが始まります。

毎年見物客が一番多いとされる「流鏑馬」がはじまる時間帯は、14:40頃です。

そして行列は、16:30頃まで町中を順々に練り歩いて行きます。

七川祭りとはどんなお祭りなの?

大荒比古神社(おおあらひこじんじゃ)で行われるお祭りで、湖西随一の「馬祭り」です。

昔から大勢の見物客を集め、「馬駆け」「的練り」と呼び親しまれてきました。

鎌倉時代に、佐々木高信が佐々木氏の祖神を勧請して、大荒比古神社に合祀し、それ以降、出陣の際には戦勝祈願をし、凱旋のときに御礼として12頭の流鏑馬(やぶさめ)と12基の的を神前に奉納したのが、このお祭りのはじまりと言われています。

このお祭りは、滋賀県の選択無形民俗文化財にもなっています。

七川祭りの見どころは?

流鏑馬(やぶさめ)


昔から、この流鏑馬を見る為に多くの観光客が訪れます。

参道から約300mの馬場を一気に馬が疾走して、矢が的板に命中する姿は圧巻であり、見物客からも大きな歓声が沸き上がります。

奴振り(やっこふり)

奴姿をした若者が的をもって歩く的練りと、酒樽を担いで踊る樽振りとがあります。

3mの青竹の先に50cm四方の四角い板を差し込んだ「的」を持ち練り歩く「的練り」12人と、天狗とお多福のお面を御幣に取り付けた、かざり樽を持ち練り歩く「樽振り」2人が務めます。

薄紫色のお揃いのはんてんも珍しく、背中には佐々木家の「四ツ目」家紋が付けられています。爽やかで気品を感じます。

「奴振り」自体には『伊達で粋な奴姿を風流踊に取り込んだもの』・『大名行列の模倣の中で奴の振りを演じるもの』の2種類があると言われていますが、七川祭りでの奴振りは後者にあたります。

七川祭りのアクセス方法は?


大荒比古神社:滋賀県高島市新旭町安井川844
問い合わせ:0740-25-5000

【電車】
・JR湖西線 「新旭駅」下車 徒歩約25 分

【バス】
・JR湖西線 「新旭駅」下車 バス約7分 「井ノ口」下車

その他にも、JR「新旭駅」からレンタルサイクルの貸し出しもあります。

元気がある方は、町の景色や自然を楽しみながら、サイクリングがてら、お祭りを楽しむのも良いかもしれませんね♪

七川祭りの駐車場情報

お祭り当日は臨時駐車場が用意されています。

場所:滋賀県高島市新旭町安井川・安井川団地南側

駐車場からお祭り会場の神社までは約1.2km離れています。

歩くのが困難な方がいる場合は、公共交通機関のご利用をおすすめします。

まとめ

あまり知られていない「七川祭り」ですが、なかなか流鏑馬を近くで見ることが出来る機会は少ないので、是非、一度は見てみたいですね!

流鏑馬以外にも、奴振りも、間近で見るとかなり難しい技を難なくこなしている姿に感動すること間違いなしです!

自分たちが参加型のお祭りではありませんが、その町に伝わる伝統的な由緒ある芸能を見て、心動かされる瞬間を体感することが出来ると思います。

ゴールデンウイーク中ですし、過ごしやすい季節でもあると思うので、滋賀県の観光ついでに是非、「七川祭り」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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