リハビリの先生にお礼はいりません!むしろ迷惑になることも!その理由とは?

生活のハウツー

病院や福祉施設を出られるとき、「お世話になりました」とご挨拶される方は多いはず。

そして、退院のときに医師や看護師など病院の職員に「お心遣い」「お礼」をされる方もいらっしゃるかと思います。

今回は、医師や看護師の他に理学療法士などのいわゆるリハビリの先生も含めて、お礼が必要ないという理由をお伝えしますね。

リハビリの先生にお礼はいりません

リハビリの先生と呼ばれる仕事の方は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士なと病院や福祉施設でリハビリを提供する資格を持つ職員のことです。

また、地域や年代によっては柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師の方がマッサージを担当していることもあり、リハビリの先生とも呼ばれます。

病院を退院したり、施設を退所するとき医師や看護師、リハビリの先生と呼ばれる職員に「お礼」を渡す方もいらっしゃることでしょう。

食べ物であったり、商品券などの金銭でもあるかと思います。

このお礼、今では渡す必要はないとハッキリ言えます。

病院で働く人にお礼がいらない理由

リハビリの先生や看護師さん、もちろんお医者さんにも病院代以外の「お礼」がいらないことには理由があります。

大きく2つに分けられますが、リハビリの担当や看護師はリハビリやガーゼの交換などをすると「診療報酬」と呼ばれる料金をもらっています。

例えばリハビリの料金は、20分おおよそ1800~3600円。

実際には、健康保険の負担で1~3割しか支払いがないため支払っている自覚を持ちにくいかと思います。

これは、日本にチップの文化がないことと同じでもあります。

コンビニの店員さんや美容師さんに「お礼」を渡さないことと同じと言えます。

また、病院や福祉施設ではお礼をもらうことを禁止している場所も多くあります。

これは数十年前に、全国規模の医療福祉関連企業が「みかん1ついただきません」とスローガンを掲げて、お礼をもらうことを「悪いこと」と呼びかけたことがはじまりといわれています。

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お礼が迷惑になることも

中には、病院や福祉施設の決まりで「従業員は患者様、利用者様から金品をもらってはいけません」と取り決めてある場合があります。

出したものを引っ込めることができず、「まあ、ほんの気持ちだから」とお礼の商品券を渡す方もいらっしゃるはず。

さて、その後商品券をもらったリハビリの先生はどうするでしょうか?

今は、多くの企業で従業員が悪意を持って(悪いとわかっていて)決まりを破ることには処分を惜しまないようです。

病院や福祉施設も同じです。

そこで、お礼をもらったリハビリの先生は上司、さらには上の管理職に報告し、職場の取り決めによっては「○○さんの申し出を断れずに金品をもらってしまいました」と報告書を書くことも珍しくはありません。

その後、お礼の品は病院や福祉施設に送られてくるお歳暮のような手続きを経て、食べ物なら従業員がいただき、金銭なら病院の金庫に収められます。

職場の取り決めによっては、病院や福祉施設で働くリハビリの先生にとってお礼は、本当の「ありがた迷惑」になりかねません。

まとめ

最近では少なくなりましたが、病院や福祉施設なら帰るときに医師や看護師、理学療法士などのリハビリの先生に渡すこともあった「お礼」。

特に、手術や長い入院でお世話になったと気持ちを込めて渡すこともあります。

ですが、お礼は必要ないといえるでしょう。

病院や福祉施設で受けたサービスには、自己負担も含めて料金を支払っています。

さらに、大規模な病院や福祉施設ではお礼を断るように職員を指導している場所もあります。
帰る方の元気なお姿を見るのが、何よりのお礼。

本当のお礼は、気持ちにだけあるのではないでしょうか?

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