「鬼門」とは、鬼が出る方角と言われ、万事に忌むべき不吉な方角と言われています。
住宅の建設の際は、鬼門にどの部屋をあてるのか、よく考えられることが多いです。
水回りの部屋を鬼門にするのはご法度と言われている為、子供部屋が仕方なく鬼門にあてられてしまう場合もあると思います。
大切なお子さんの部屋を鬼門にするのは避けたいと思いますが、どうしても仕方がない場合、何か出来る対策はあるのでしょうか?
今回は、子供部屋と鬼門の関係についてお話します。
子供部屋は風水ではどの方角が良いの?~長女編~
結論から言うと、風水では、長女には「南東」の部屋を与えると良いとされています。
子供は大人よりも部屋の気を受けやすいです。
お部屋を準備する上で一番重要なポイントは、とにかく「明るく風通しが良いこと」です!
方角でお部屋を決めるのが難しい場合は、家の中で出来るだけ明るく、風通しの良い部屋を選び、南東の方角にお花を飾ることが出来ればベストです!
また、部屋の中のインテリアも風水に大きく関係します。
- ベッドは東に向ける
- 勉強机は孤立させる(知識を強化するなら北向き、技術を強化するなら東向き、と言われています。)
- 使ったものはすぐに片づける
- 観葉植物を置く
- 子供部屋の方角によって、壁紙を変える
などのポイントもあるので、気になる方は詳しく調べてみてくださいね。
家相の影響は?鬼門が子供部屋にあたる時の対策
基本的には、鬼門の方角に子供部屋があること自体は問題ではありません。
鬼門にあると良くないものは、流しやトイレ、お風呂場などの水回りや、玄関や窓などの開口部です。
しかし、そうはいっても気になる方は気になりますよね。
そこで、邪気を減らす方法は「掃除と片づけ」です。
部屋が散らかっていたり汚れていたりすると、「不浄の場」になってしまい、邪気が溜まってしまいます。
常に清潔を保つことが大切です!
常に清潔にしておくと、逆にパワーを与えてくれる方角でもあるのです!
そこまで深刻に考えすぎず、毎日清潔に保つことを意識して、生活してみてください。
裏鬼門が子供部屋にあたる場合の問題点
鬼門には「表」と「裏」があります。
一般的に「表鬼門」と呼ばれるのは東北です。
夜明け前の方角とも呼ばれて、太陽が昇る直前なので、「静」から「動」への変わり目で、気流や磁場が乱れやすいことから、風水では「人生の変化」をつかさどる方位とも呼ばれています。
「裏鬼門」と呼ばれるのは南西です。
のんびりとした物静かな気が漂う方角で、家庭や夫婦の円満にとって重要な方角です。
この方角に問題があると、倦怠感に襲われたり、やる気がなくなったりすると言われています。
裏鬼門は「陰」のパワーがあると言われ、本来はあまり子供部屋向きではありません。
女の子の場合、母親を手伝うようなしっかり者になりますが、男の子の場合、内気でナイーブな性格になりがちです。
男女共に、家の中が好きで、何事に対しても内向的になりがちな特徴があります。
また、裏鬼門の南西は、比較的日当たりが良いので、冬はあたたかくて過ごしやすいのですが、夏はかなり暑くなります。
このことから机に向かう時間が少なくなり、勉強をしなくなるという心配もありますので、暑さ対策も考えておきましょう。
また、部屋に観葉植物などのグリーンを置くと良いと言われています。
得意な科目の成長に繋がるでしょう。
まとめ
鬼門を知っておくことは大切ですが、あまりこだわりすぎると、物件の数も限られてしまうので、様々な条件の中で、どれが一番大切なのかを自分でしっかりと選びましょう。
家は毎日の生活の中でとても大切な場所です。
家相を重視するのも良いですが、住みやすさや日当たり、日々の生活の過ごしやすさのような現実的なポイントをおさえることも忘れないでくださいね。