子供が生まれて初めての節句を「初節句」と言います。
健やかな成長を願う日で、生まれて初めて迎える節句なので、心からお祝いしてあげたいですよね。
しかし、上に子供がいる場合、どのようにお祝いしたら良いのか悩む方もいると思います。
兜などは一人一つ用意すべきなのか?二人目のお祝い金の相場は?など、今回は二人目の初節句のお祝いについてお話します。
次男の初節句!お祝い金の相場はどのくらい?
長男は兜や鯉のぼりを購入するのでお祝い金は多めに渡したけれど、次男の場合はどのくらい渡したら良いのだろう…なんて、疑問に思う方もいると思います。
そこで、次男以降の初節句のお祝い金の相場についてお話します。
- 祖父母…3万~10万
- 伯父伯母…1万~5万
- その他の親戚…5000円~3万
お祝い金の金額は、家庭の考え方によって様々なので、相場の金額幅も大きくなっています。
ただ、次男でも三男でも、その子にとっての「初節句」であることには変わりないので、金額は同額渡すといった考え方もあります。
お祝い金は同額で、別に「人形代」として、祖父母から頂くこともあるそうです。
また、長男の時に人形代を含むお祝い金を渡した場合、次男以降はお祝い金の他、おもちゃやお菓子などを一緒に渡すのも良いと思います。
男の子の二人目にも兜は購入するべきなの?
兜は、「子供の身の安全を守ってくれて、もしもの時に身代わりになってくれる」という意味があります。
ですので、一般的には、一人一つ用意すべきだと言われています。
ただ、これは絶対守るべきものではなく、あくまでも各家庭の考えで決めて良いと思います。
マンション住まいの場合、何個もあっても置く場所に困りますし、一つ一つの値段も安いものではありません。
ですので、兜の共有も、家族で決めたことならば問題ありません。
ただその場合、名前札は人数分用意するなどすると良いかもしれません。
また、長男に兜を用意したら、次男は金太郎人形…など、種類を変えるのも良いかもしれませんね。
節句は子供にとっておめでたい日なので、あまり風習にとらわれすぎずに、楽しむことが出来ると良いですね。
鯉のぼりは二人目にも新たに購入するべきなの?
鯉のぼりには、子供に厳しい環境にも耐えて、立派に成長して欲しいという願いが込められています。
鯉のぼりは一般的に黒・赤・青の三色です。
大きい真鯉(まごい)、対になる緋鯉(ひごい)、そして子供の鯉の子鯉から出来ています。
最近では、各家庭で飾っているのをあまり目にしなくなりましたが、飾っているのを目にすると和やかな気持ちになって良いですよね。
はじめての子供に三色の鯉のぼりを購入したら、二人目以降は色を足していくと良いでしょう。
二人目は緑、三人目は紫など、どんどん鯉のぼりを買い足して華やかにしていく方法があります。
また、鯉のぼりを持っているなら、二人目以降は、兜や五月人形など、違うお祝いの品を用意するのも良いかと思います。
まとめ
二人目の初節句のお祝いについて、一人目と被ってしまうことで悩む方が多いと思いますが、あくまでもその子にとっては初めてのお祝いの日を迎えることを忘れないでください。
お祝いの品は、一人目と被っても良いですし、実用性を考えると、違うものを用意するのも良いと思います。
節目のお祝いに関しては、ある程度、一般的な考えや古くから伝わる風習はありますが、最終的には各家庭の判断になるでしょう。
無事に初節句を迎えられたことに感謝し、これからの健やかな成長を願って、素敵な初節句の日になると良いですね。