気をつけたい!ショートステイで受け入れを拒否されるお年寄りとは?

介護・高齢者問題

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高齢者の方の在宅介護では、短期間泊まりで介護を引き受けてくれるショートステイは心強いサービスです。

ですが、介護が必要な方の症状や行動によっては受け入れを拒否されてしまうこともあります。

今回は受け入れ拒否されてしまうかたが多い暴言や暴力、他の利用者さんとのトラブルについてお伝えしますね。

ショートステイの受け入れを拒否されてしまうのは、こんな方

ショートステイは短期入所生活介護施設とも呼ばれている、介護が必要な高齢者の方を短期間宿泊させてくれる施設です。

ショートステイの中には、老人保健施設などの介護の整備や人員が整った施設で介護サービスの1つとして提供される場合と、ショートステイ専門の施設で提供される場合があります。

どちらも、介護保険の限度額まで利用することができ、限度額以上は自己負担になります。

ショートステイでは、生活に介護が必要な要介護1より重い高齢者の方を受け入れています。

在宅介護が必要な方を受け入れ、介護の専門職員が対応していることから、介護が頻繁に必要な人、物忘れや混乱などの認知症がある人も受け入れています。

ここ数年で、認知症の方への対応も進歩しており、家で物忘れや混乱や妄想などがある方でも多くの施設で対応してくれています。

ですが、中にはショートステイの受け入れを拒否されてしまう方もおられます。

それは、他の利用者の方とトラブルになる方、一方的に危害を加えてしまう方です。

なぜ他の利用者の方とのトラブルには厳しいのか

ショートステイを始め、介護事業所で働く介護者の方の多くは、あらかじめ暴言や暴力などを予防する教育を受けている方も多いでしょう。

少なくとも、事業所の経営者や管理職の方は暴言や暴力への対応を身につけている方が多くおられます。

実は、介護で携わる高齢者の方の中には暴言を言われる方も多く、中には暴力を振るわれる方も珍しくはありません。

認知症により、社会的に許されないことをしないようにする理性が衰えてしまうことも、気持ちを整えることが難しくなることもありますが、それだけではありません。

今の高齢者の方々が職場や家庭で活躍されていた頃、世の中は現在とは大きく違いました。

良い言い方をすると、何事にも寛容だった時代。

厳しい言い方をすると、暴言や暴力にだらしがなかった時代です。

日常会話の中に差別用語などの暴言が含まれていて、目下の者には上の者が強く言っても、ときには暴力さえも許されていた時代でした。

もちろん、高齢者の方も今まで世の中で「時代が変わった」ことを自覚して生活を改めて暮らしていました。

ですが、年齢を重ねたり認知症で最近の出来事を忘れてしまうこともあります。

気持ちを整えることが難しくもなります。

そういうときに、ふと我慢がきかなくなることもあります。

暴言や暴力が、介護職員に向くことは珍しくはありません、

ですが、他の利用者の方へ向いた場合には、暴言や暴力を振るった側だけが厳しく対処を受けることになります。

それは、被害を受けた利用者の方には、なんの落ち度もないからです。

暴言や暴力だけではないトラブル

ショートステイを受け入れ拒否されてしまう利用者さんの間のトラブルは、暴言と暴力だけではありません。

妄想によって持ち物の区別がつかず、他の方の持ち物を持ち帰ってしまうこともあります。

また、親切にと思い他の方のお手伝いをして失敗し、怪我をさせてしまうこともあります。

介護職員への暴言や暴力は、最初はご家族への注意で済むこともありますが、他の利用者さんとトラブルになって受け入れを拒否されてしまうことは、少なくはないのです。

まとめ

介護が必要なご家族の希望、それまでの生活から、在宅介護を選ばれる方も多く、介護支援事業はなくてはならないサービスです。

中でも、ショートステイは介護をしている家族の方の都合で利用できる便利なサービスですが、受け入れを拒否されてしまうことも珍しくはありません。

近年、問題になっている高齢者の方からの暴言や暴力。

介護事業所の多くでは、職員への暴言や暴力は対応が可能なこともあります(介護職員の働く環境として問題ですが)。

ですが、他の利用者さんとのトラブルは、今後の受け入れを拒否されてしまうことが多く、介護が必要な方の人柄を事前に知っておく必要がありますね。

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