子宝草は、成長の間に沢山の子株を残します。
これが、子孫繁栄の象徴として妊娠を望むときに育てると良いというジンクスもあります。
産婦人科に置いてあることも多いそうですよ。
そして花言葉は、そのジンクス通り「子孫繁栄」なのです!!
今回は、そんな子宝草の育て方についてお話します。
子宝草の育て方~失敗しないで元気に育てる方法~
【置き場所】
- 日当たりが良いベランダや風通しの良い軒先がベストです
- 真夏の直射日光に弱いので、真夏は半日影がオススメです。
- 秋から冬の、外気が15度を下回るようになったら、室内で育てましょう。
- 室内でも温度が低い場合は、発泡スチロールなどに入れて最低3度以上で管理します。
【水やり】
- 土の表面に乾燥が確認出来たら水をやります。
- 葉っぱにあげるのではなく、土に静かに水をかけましょう。
- 土の種類にもよりますが、春から秋は7~10日に1回、冬は暖かい日が続く時に月に1~2回程度の水やりをします。
【土】
- 水はけがよく水持ちの良い土を選びましょう。
- 市販の多肉植物・サボテン用土に赤玉土を混ぜた土でも問題ありません。
【増やし方】
- 葉についている子芽を手でそっと取り、2~3日水に浸けて発根させます。植えつけたら、半日影に置いて、水やりは1週間後に少量与え、1週間に1回のペースであげます。1ヶ月経ったら、通常の育て方に戻しましょう。すると子株が勝手にポロポロと落ちて繁殖します。
子宝草が赤くなるのはなぜ?
冬場に水分がすくなくなると、葉が赤く変色します。
変色したからと言って、すぐに枯れてしまうわけではありませんが、水が足りていないサインだと思ってください。
また、寒すぎても赤く変色します。
この場合は、室内に移動してあげてください。子宝草の色が赤く変色する場合、何か異常が起こっていると思って、確認をしてあげてください。
また、一度赤く変色してしまうと、元の色には戻らないので、気を付けてくださいね。
子宝草の冬越し方法
子宝草は寒さに非常に弱い植物なので、冬をどう越すかについて悩んでいる方も多いと思います。
まずは、可能であれば室内に移動させてあげましょう。
この際置き場所ですが、窓際ギリギリだと隙間風や結露の心配もあるので、なるべくあたたかい場所に置いてください。
地域にもよりますが、これだけで安心して冬を越すことが出来ます。
事情があって室内には入れられない場合は、簡易的なビニールハウスを作ってその中に入れて置くと良いでしょう。
簡易ビニールハウスはインターネットやホームセンターなどでも販売されているので見てみてください。
また、家の中でも寒い!という場合は、発泡スチロールに新聞紙を敷いて、その中に子宝草を入れてあげると、少しは守ることが出来ます。
それでも植物も生き物ですので、寒さや乾燥に耐えられない場合もあります。
出来ることは尽くしてあげて、元気な状態で冬を越すことが出来たら良いですね。
まとめ
実はこの子宝草、食べることも出来ます!
味は、ゴーヤのような苦みのあるもので、野菜炒めなどに入れるとスパイスになるそうですよ。
簡単に繁殖する多肉植物なので、食べては繁殖させ…を繰り返すと、節約にもなりそうですよね(笑)
ただ、繁殖力が高すぎるのも一つの難点で、放置していると、子宝草の森のようになってしまうこともあるそうです。
個人的には、多肉植物の見た目はぷりぷりしていて可愛くて好きなのですが、集まりすぎると少し気持ち悪いかもしれませんね…(笑)
子宝草自体は、100円ショップやホームセンターで簡単に購入することが出来るので、気になる方は是非、育ててみてください♪