土佐犬を飼うためには、何か許可を取る必要があるの?

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土佐犬は闘犬として有名で、日本では「最強」と言われている犬種です。

見た目もカッコよく、見るからに強そうで、ペットとして好んで飼いたい人もいると思います。

そんな土佐犬は、飼うのに何か許可が必要なのでしょうか?

今回はそんな土佐犬についてお話します。

土佐犬は危険な犬なの?

土佐犬が他の犬や人間を襲って、ケガ、あるいは死亡させてしまった事件は沢山あります。

被害者は、狙われやすい小さな子供や動物ばかりではなく、大きな大人や、武器を持った警察などにわたります。

事件を起こしてしまう土佐犬の多くは、畜犬登録や狂犬病予防などがされていない、脱走、放し飼いといった飼い主の飼い方に問題があることが多いです。

しっかりと、しつけをされている土佐犬は、一般的な飼い犬と同じなので危険ではありませんが、しつけをされていない土佐犬は非常に危険だと言えるでしょう。

土佐犬の性格

基本的には、飼い主に対して忠誠心が強くておとなしい性格をしています。

一方、知らない人に対しては、自分から攻撃をしかけるくらい凶暴な一面も持っています。

しかし、忍耐力や落ち着きや勇気のある犬種なので、しっかりとした「しつけ」が必須の犬です。

土佐犬を飼う為には子犬から許可が必要なの?

まず、ペットショップに土佐犬が並ぶことはほとんどありません。

土佐犬は、ペット用に繁殖されるよりも「闘犬」として繁殖されることが主流です。

そのため、地域によっては「特定動物」に指定されている地域もあります。

特定動物の指定を受けると、飼育するためには地域の許可をとらなければなりませんし、飼育の仕方にも様々な条件がつきます。

土佐犬を飼いたい場合は、自分の地域が特定動物に指定されているのかをまずは調べてみてください。

土佐犬を購入する方法は、ブリーダーを探す方法が一般的とされています。

NPO法人全土佐犬友好連合会や全国土佐犬協会中国四国土佐犬連合会という団体があります。

それぞれの団体が、定期的に闘犬大会を開催しているので、是非、見学に行ってみてください。

土佐犬のオーナーやブリーダーが多く参加しているので、土佐犬の気性や飼い方、子犬の購入方法などの情報を直接聞くことが出来ます!

土佐犬が起こした事件とは?

2008年:大阪で、放し飼いにされていた土佐犬が小学生と郵便局員を襲い大怪我を負わせた。
2009年:愛知県で、自宅から脱走した土佐犬が住人や飼い犬、警察官を襲い大怪我を負わせた。
2014年:北海道で放し飼いにされていた2頭の土佐犬が、散歩中の女性に襲い掛かり、海で溺死させた。
2016年:神奈川県で、散歩中の土佐犬が、同じく散歩中の飼い犬と飼い主に襲い掛かりケガを負わせた。
2016年:青森県で、自宅から脱走した土佐犬が、屋外にいた男の子に襲い掛かり、ケガを負わせた。

他にも報道されない土佐犬が起こした事件は沢山あります。

しかしどの事件も、飼い主による不注意やしつけ不足から起こっている為、飼い主は「土佐犬を飼っている意識」をもっと強く持ってもらいたいと思います。

土佐犬自体が悪い動物だとは思いませんが、他の動物や人を傷つけてしまう可能性が高い以上、飼い主のレベルをきちんと一定以上にしないといけないと思いますね。

まとめ

土佐犬は、海外では「危険犬種」として、飼うときに届けを出す必要がありますし、飼育の際も、首輪をつけて厳重な管理体制が義務付けられています。

しかし、日本では、地域によっては届け出の必要がありますが、まだまだ海外ほどの体制は整っていません。

小さな子供は、土佐犬の凶暴性について知らないので、むやみに近寄ってしまう可能性もあります。

その場合、土佐犬の飼い主がしっかりと子供のことを守ってあげないといけません。

そこまで考えられる人にのみ、飼育の許可を出すなど、日本でも体制が整えられると良いですね。

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