就職するとよく耳にするのが、前株、後株の言葉。
前株は、マエカブ、後株は、ウシロカブと読み、社会人になるとよく耳にします。
知っているようで案外、この前株後株の意味や違いを知らない方多いのではないでしょうか?
なんとなくならわかるけど、正しく答えられない新社会人の方が、多いようです。
今更聞けない前株後株の違いや意味について調べてみました。
ビジネスにおいて知らないと恥をかきますよ。
是非、この機会に覚えてくださいね。
前株後株の意味って知ってますか?
一言で会社といって、何を思い浮かべてますか?
会社は、商いをする上で、営利行為を業とする目的で設立した社団法人といわれています。みなさんがよく目にしているのは、株式会社・合資会社・合名会社では、ないでしょうか?
会社を設立する際、資本金よって「株式会社」、「有限会社」など必ず商号(会社の名称)を入れて、一目で株式会社なのかどうななのかわかるようにしなくてはならない決まりがあります。
その上で◯◯株式会社、株式会社◯◯と会社の名称が決められます。
前株とは、会社名、例えばイロハ商事という会社があったとします。イロハ商事の前に、株式会社とつくと前株になります。
後ろ株は、イロハ商事と言う会社の後ろに株式会社がつくと後株となります。
前株だと、株式会社イロハ商事となるわけです。
では、前株、後ろ株の違いは、なんでしょうか?
前株後株の違いって何?
前株後ろ株の違いってなんだと思いますか?
何か大きな違いがあるのでしょうか?
よく、後ろ株の方が大きな会社などと言う方がいますが、それは、間違いです。
実は、前株、後株に違いは、ありません。
前株、後株はメリット、またはデメリットもありません。
なんだか意外ですね。
それでは、何故、前株、後株があるのでしょうか。
実は、法律的も規制があるわけでは、ありません。
驚くことに、語呂や個人的な好みで決めていいそうです。
ただ、明確な統計数値があるわけでは、ないのですが、前株は比較的新しい会社、後株は歴史のある会社であることが多いようです。
また、1説として、名刺交換や電話など、緊張していたり、不意に社名をなのなれると、人間の脳がうまく聞き取れず、間違えてしまう場合があるといわれています。
そのため、イロハ商事株式会社など社名を前に持ってくると、社名を聞き漏らしてしまうことがあるということから、前株にして、会社名称を覚えてもらう会社も増えてきているようです。
カタカナ表記が多い、IT企業は、前株が多い気がしますが、あなたは、どのようにかんじますか。
前株後株 領収書の書き方、ちゃんとかけますか
社会人になると会社の経費で落とすことができるものがあります。
その際に必要なものが会社名が入っている、領収書です。
この領収書がないと、会社では、本当に、会社の備品を購入したのか、または、業務上必要な接待だったのか判別出来ず、経費で落とすことができません。
会社が認めた経費で間違いないという意味でも、領収書の宛名は、正式名で書くと言うルールがあります。
同じイロハ商事でも、前株と後株では、違う会社になるため、必ず、お店の方には、正式名で伝えましょう。
本当は、イロハ商事株式会社なのに、株式会社イロハ商事と宛名になっていては、違う会社だと認識され、経費が落ちないのです。
また、株式会社を省略して(株)と書くお店などがありますが、間違えでは、ありませんが、できるだけ株式会社は、省略しないで書いてもらうといいでしょう。
正式名を記載するルールから考えると省略しない方がよりベターになります。
余談ですが、領収書の宛名に上様や無記名でと言われることもありますが、基本は、正式名で記載することが領収書のルールであるので、臨機応変で対応してくださいね。
その際には、何に使ったのかわかるように◯◯代と但し書きをしてもらってください。
まとめ
前株、後株と、よく耳にしていても、知っているようで知らないルールがあったのでは、ないでしょうか。
社会人として自分の会社、お得意様の会社が前株なのか後株なのかは、キチンと把握して、間違いがないようにしたいですね。