はじめてダッチオーブンを購入する方、それも、はじめから高級品を購入するのではなく、手頃な価格のもので試してみたい方へ向けてのお話です。
ダッチオーブン選びの3つのポイントと、ホームセンターやスポーツ用品店で購入できるダッチオーブンを2つ紹介させていただきますね。
ダッチオーブン選びの3つのポイント
ダッチオーブンを始めて選ぶときには、キャンプで困らない3つのポイントがあります。
大きさは2人で8インチから
ダッチオーブンは、8インチ、10インチ、12インチと2インチ刻みのサイズで販売されてます。
1インチは約2.5cmですので、8インチで直結20センチの小ぶりな鍋と同じくらいです。
普段の食事の量が普通程度、例えば男性は普通盛り定食1食でお腹が一杯になり、女性は同じ量の定食は食べきれない程度の方は2人で8インチがちょうどいいでしょう。
食べる量が普通程度のご夫婦やカップル、小さなお子さんの3人家族では8インチのサイズで1食を作ることができます。
大人の人数が1人増えるたびに、2インチずつ大きくしましょう。
ダッチオーブンは非常に重く、コンロにも適合する重さがあります。
「後々のために」と無理に大きなサイズを用意すると、持ち歩くのが不便になってしまいます。
素材は鋳鉄製がお手頃
ダッチオーブンの素材には、鋳鉄製、ステンレス製、カーボン製といくつかの種類があります。
ステンレス製とカーボン製は2~5万円と非常に高価。
はじめてダッチオーブンでの料理を始める方には、値段も手頃な鋳鉄製のダッチオーブンがおすすめですよ。
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シーズニング不要はすぐ使える
鋳鉄製のダッチオーブンは、表面の錆止めの塗装を剥がして、錆びにくい黒錆(くろさび)をつけるためのシーズニングという作業が必要です。
シーズニングは、ダッチオーブンを空焚きして表面の塗装や汚れを蒸発させる作業があります。
さらに、油を表面に塗って空焚きする作業もあり、どちらも煙が出るため十分な換気が必要です。
販売されているダッチオーブンの中には、メーカーで既にシーズニングがおこなってある「シーズニング不要」の商品もあります。
「休日に道具の手入れ」ではなく、「休日はキャンプ」に行きたいものです。
できるだけ手間のかからない、シーズニング不要のダッチオーブンをお勧めします。
ホームセンターにもあるおすすめダッチオーブン
ダッチオーブン選び3つのポイント、大人2人で8インチ、鋳鉄製、シーズニング不要でホームセンターやスポーツ用品店で購入できるダッチオーブンを2つ選んでみました。
コールマン
コールマンは、世界的にも有名で歴史のあるアメリカのキャンプ用品メーカーです。
海外メーカーではありますが、日本で販売されている商品の多くはアジア圏で生産されていて、テントやタープ、イスをはじめ手頃な商品が多くあります。
もちろん、アウトドアでの調理器具も充実していて、ダッチオーブンを吊るす道具も販売しています。
ロゴス
こちらもコールマンと並び有名なキャンプ用品メーカーです。
日本企業で、キャンプ用品の中でも見ていて・使って楽しい「おしゃれ」な道具作りを手がけています。
ロゴスの商品は、軽くて機能的なものが多いことと、それぞれの道具同士に互換性があります。
例えば、ロゴスのダッチオーブンは、ロゴスのコンロに特別な道具を購入することなく載せることができます。
ちなみに我が家のダッチオーブン、コンロなどの調理機器は軽くて持ち歩きしやすいロゴスの商品を使っていますよ。
まとめ
今回は、はじめてのダッチオーブン選びをテーマに3つのポイントと、2つの商品を紹介させていただきました。
他のキャンプ用品もそうですが、お金をかけるときりがありませんね。
コールマンとロゴスのダッチオーブンは、ホームセンターやスポーツ用品店で手軽に購入することができ、お値段以上に使い勝手のいいキャンプ道具でしたよ。