履歴書を書くときに、取得している資格を書く欄があります。
英検は資格の中でもポピュラーな資格で、学生の頃に取得している方も多いと思います。
そんな英検を履歴書に書くときに、何級から書いたら選考に有利になるのか気になりますよね。
また、英検の正式名称や取得年月など、どこまでをどのように記入すべきか悩む方もいると思います。
今回は、そんな英検を履歴書に記入する際の注意点や書き方についてお話します。
英検を履歴書に書けるのは何級から?
英検は、5級~1級まで7つのグレードに分かれています。
正式名称は「実用英語技能検定」といいます。
結論から言うと、履歴書を出す会社のレベルや、その人の年齢などで評価の対象は多少変わってきますが、2級以上を取得していると、基本的には英語能力の評価に繋がります。
大卒の方なら、2級以上から履歴書に記入するのが無難でしょう。
2級のレベルとしては、高校中級程度で、合格率は35%前後です。
レベル的には大学入試の英語と同等か、それ以上だと思っておいてください。
1級になると、大学上級レベルで、合格率は10%前後になります。
TOEICで言うと900点以上のレベルで、かなりの難関です。
ただ、2級以下の取得は書いてはいけないわけではありません。
もし書くべきか書かないべきか悩んだ際は、書くスペースがあるのなら、書いても問題ありません。
履歴書に記入する際には「資格・免許」の欄に、
平成30年9月 実用英語技能検定 2級合格
と、上記のように記載します。
英検を履歴書に書きたい!取得してから期限はあるの?
英検は一度取得すると、期限はありません。
ただし、TOEICの場合は2年間と言われています。
ですので、TOEICはリアルタイムな語学力が分かり、英検は一度取得すると一生自分のステイタスになる特徴があります。
ですので、学生の頃に3級や準2級程度の資格を取得していても、履歴書に書くことができます。
語学力があまり重視されないコンビニのアルバイトの面接などでも、実は有利に働くことがあるそうです。
国際化が進んでいる日本は、外国人観光客も年々増加しており、コンビニには想像以上に外国人が来客します。
そんな時に、資格欄になにも語学能力が書いていない人と、英検の資格が書いてある人が面接に来たら、当然、資格保有者が採用されます。
小さな可能性に繋がることもあるので、何も書かないよりは、書いた方が良いでしょう!
履歴書に英検を書きたい!でも、取得日を忘れた…そんな時、どうしたら良いの?
英検の取得年月日は、合格証書の発行日になります。
合格証書を保有している方は、合格証書の右下に記入されているので、その年月日を記入してください。
合格証書を失くしてしまった方は、合格した年代が分かれば、早見表があります。
インターネットですぐに出てくるので、一度調べて確認してみてください。
万が一、年代も分からず、合格証書もなく、なんの手掛かりも無い場合は、年月日は空欄にして、分からない旨を面接官に伝えましょう。
英語が必須の会社では、合格証書のコピーの提出が必要になってくる場合もあります。
合格証書を紛失してしまった方は、有料で再発行も行われているので、活用してみてください。
資格は一生自分にとっての財産になるので、合格証書はきちんと保管しておきましょう。
まとめ
英検は一度取得したら、一生自分にとってもアピールポイントになります。
英語の必要性は、年々増していることが、身をもって感じられますよね。
履歴書の資格欄に書くものがあると、それだけでひとつの安心感を得ることが出来ますよね。
これを機に、是非、英検にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね♪
しかし、あくまでも資格は選考の際のいち材料です。
一番大切なのは、自分自身その職業にどう向き合っていくかという心だと思うので、それを忘れないでくださいね。